足尾銅山(あしおどうざん)の公害(こうがい)とこどもかん境教室(きょうきょうしつ)【キッズページ】

ページ番号1012392  更新日 平成31年3月28日

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桐生市(きりゅうし)を流(なが)れる渡良瀬川(わたらせがわ)の上流(じょうりゅう)には、足尾銅山(あしおどうざん)がありました。
足尾銅山は、昭和(しょうわ)48年(1973年)に銅を採(と)ることをやめ閉山(へいざん)しましたが、明治時代(めいじじだい)には銅をつくるときに出たけむりや山火事(やまかじ)によって、足尾の山は、草や木の生えていないはげ山になってしまいました。また、たびたびこう水を起(お)こしたり、銅の入った石から銅を取(と)り出す作業(さぎょう)をする精錬所(せいれんじょ)などから出たよごれた水が渡良瀬川に流れこみ、田畑(たはた)をだめにするなどたくさんの人がひ害を受(う)けました。このように水のよごれなどで人の健康(けんこう)や生活にひ害が出ることを公害(こうがい)といいます。

公害に対する取(と)り組み

国などの取り組み

今では、国などが足尾の山にもとの自然(しぜん)がもどるように山になえ木を植(う)える植樹(しょくじゅ)などの工事(こうじ)をすすめ、渡良瀬川の水もきれいになってきました。

桐生市の取り組み

写真:植樹

桐生市では、渡良瀬川の水を飲(の)み水や田畑の水に利用(りよう)しているため、栃木県(とちぎけん)の日光市足尾町(にっこうしあしおまち)まで行って、渡良瀬川の水の安全(あんぜん)を確(たし)かめています。また、「こども環境教室(かんきょうきょうしつ)」では桐生市の小学生が足尾の山に行き、植樹の体験(たいけん)をしています。
足尾では、足尾の山に緑(みどり)を取りもどそうと地元のボランティアのみなさんを中心に、小学校や中学校の体験学習(たいけんがくしゅう)による植樹も行われていて、だんだんと足尾の山に緑がもどってきています。

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