桐生市立各小学校及び義務教育学校前期課程における「食に関する指導」実践事例(令和4年度)

ページ番号1001439  更新日 令和5年3月13日

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桐生市立東小学校1学年と保護者 学級活動 「好き嫌いなく食べよう〜食べ物と病気との関係を知り、好き嫌いなく食べることの大切さを知ろう」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康・食品を選択する能力」

写真:講師の方がジュースを作って見せてくれているところ。

  • 講師の方に、ジュースには糖分がどのくらい入っているのかを実際に作って見せて頂きました。たくさんの糖分、香料、炭酸水、着色料をコップに入れて混ぜてみると、私たちが知っているジュースの色、匂いがして驚きました。口に入れるものは、何からできているのか知ることが大切であると実感することができました。
  • 体の栄養になる食べ物を赤、黄、緑の3つの食品群で分けたり、エプロンシアターで腸の長さを伸ばして感じてみたりしました。体の栄養になる食べ物をバランスよく食べることで、健康に過ごすことができることが分かりました。
  • 旬の野菜やミネラルの多い「いりこ」「アゴ」「昆布」、「玄米」などが体にいいことを教えて頂きました。

桐生市立西小学校5年生 家庭科 「食べて元気に(ご飯をたいてみよう)」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・社会性・食文化」

写真:お米がご飯に変わっていくよ。

  • 毎日の食事でどのようなものを食べているかふり返り、なぜ食べることが必要なのか考えたり、毎日食べている食べ物は体内でどのような働きをしているのか学習したりしました。
  • 日本の伝統的な食事(和食)であるご飯とみそしるについて学習し、米はどのようにしてご飯へと変化するのか実習しました。
  • 食べ物にふくまれる栄養素(五大栄養素)とその働きや3つの食品のグループとその働きについて学習しました。
  • ご飯とともに食べるみそしるを作る計画を立て、家庭でも実践しました。

桐生市立南小学校4・5・6年生(給食委員会) 特別活動 健康な生活「食べて元気に」「好き嫌いをなくそう」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康・食品を選択する能力」

写真:給食委員会の児童が紙芝居を読んでいる様子。

  • 給食委員会の児童が食育に関する紙芝居を給食時に全校放送で行いました。
  • (1)好ききらいをしない(2)朝ごはんの大切さ(3)食物アレルギーの全3回。
  • 1年生から6年生まで食の大切さを楽しんで学ぶことができました。

桐生市立北小学校1年生 学級活動「食べ物のはたらきを知ろう」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康」

写真:3食レンジャーと一緒に身近な食材を3つのグループに振り分けました。

  • 調理場の栄養士さんが3色レンジャーに扮して授業をしてくれたことで、1年生でも楽しく学習を進めることができました。
  • その日の給食に出る食材で、3つのグループに分けさせたため、児童が身近に感じることができ、意欲的に取り組むことができました。
  • 食べ物の3つのグループの働きを知ることで、好き嫌いせず、バランスよく食べることの重要性を学びました。

桐生市立境野小学校6年生 家庭科「こんだてを工夫して」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康・食品を選択する能力」

写真:栄養のバランスを考えて、おいしく楽しい食事ができるといいね。

  • 私たちの身の回りには多くの食品があります。自分で食品を選択する機会も増えます。その中には、アレルギー物質が含まれているものがあります。なぜ食物アレルギーが起こるのか、体内に入った時どのような症状がでるのか、どのようにしたら防ぐことができるのかを学び、自分自身や友だちに食物アレルギーがあったら、どのような対応をしたらよいかを考えました。
  • 修学旅行での楽しみの1つにホテルでの食事があります。夕食も朝食もビュッフェです。好きなもの、食べたいものだけを選べばいいのかな?そこで、どのような料理を組み合わせて食べたらよいかを考えました。

桐生市立広沢小学校全学年 給食集会 「朝ご飯をしっかりたべよう」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康」

写真:給食委員会の児童が「朝ごはん」についてのクイズをしました。

  • 給食集会で、「ぐんまちゃんの紙芝居」をテレビ放送で行い、早寝早起きをして朝食を食べることの大切さや、栄養を考えてバランスよく食べることの大切さを伝えました。
  • 給食委員会の児童が考えた「朝ご飯クイズ」を行い、朝食の重要性を学びました。

桐生市立梅田南小学校4年生 総合的な学習の時間「米作り」

食に関する指導のねらい「食の重要性・感謝の心・食文化」

写真:脱穀の様子

  • 年間を通して、あぜぬり、田植え、稲刈り、脱穀、もちつきの体験を地域の方々に教えていただきながら、4年生全員で協力して行いました。
  • 手作業で田植えをしたり、昔の農具で脱穀したりという体験を通して、農家の方々が大変な思いをして作っている米を感謝していただく大切さを学びました。
  • もちつきをして、4年生全員で食べました。また、稲刈りを手伝ってくれた5年生やボランティアの方にも大福や切り餅にして渡しました。米作りについて体験したり調べたりする活動を通して、日本の食文化には、米は欠かせないものであることを学びました。

桐生市立相生小学校6年生 家庭科 「こんだてを工夫して」

食に関する指導のねらい「食事の重要性」

写真:本校在籍の栄養士さんが調理実習の様子を見回っている様子。火が通り過ぎないか見ています。

  • 家庭科担当と調理場の栄養士さんが連携し、じゃがいもを使った調理実習を行いました。
  • 栄養士さんが、包丁でじゃがいもの皮むきの示範をしました。
  • じゃがいものゆで具合を調節して、おいしいジャーマンポテトになるようアドバイスを受けています。

桐生市立川内小学校1年生 学級活動「すききらいなくたべよう」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康」

写真:ピーマンは、赤、緑、黄色のどの仲間かな。

  • 食品を3つの食品群に分けました。体を作る「赤のなかま」、体の調子を整える「緑のなかま」、エネルギーになる「黄色のなかま」に仲間分けすることを通して3つの食品群がそれぞれ大切であることを学習しました。
  • 当日の給食に使われている食材から、給食には3つの栄養群がバランスよく入っていることを知りました。
  • 紙芝居を見ながら、様々な食品をバランスよくとることで、健康に生活できることを学びました。

桐生市立桜木小学校2年生 学級活動「のこさず食べよう」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康」

写真:食べ物の3つのグループと働きをクイズ形式で学びました。

  • 栄養士さんをお招きし、食品を「赤・緑・黄」の3つのグループに分ける活動を通して、食品に含まれる栄養素やバランスよく食べることの大切さを学びました。2年生にとっては初めて学ぶ内容だったのですが、クイズ形式で楽しく学習したので、その後の給食では、「これは緑の仲間」とか「赤の仲間は体を作る」などの言葉が、子どもたちから出るようになりました。
  • 授業後、栄養士さんがクラスを訪問し、栄養バランスについての紙芝居を読んでくださいました。子どもたちは給食を食べながら静かに聞き、より深く内容について理解することができました。
  • 子どもたちは、いつも給食を作ってくれる栄養士さんや給食調理場の職員さんに対する感謝を持つとともに、残さず食べようという意欲が高まり、給食の残量がとても少なくなりました。

桐生市立菱小学校4年生 学級活動「食べ物のはたらきを知ろう」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康」

写真:三色レンジャーが栄養について教えてくれたよ。

  • 栄養士さんをお招きし、「好き嫌いはなぜしてはいけないか?」「食べものの栄養と色分けと働き」について勉強しました。
  • 「赤の食べもの」は筋肉を作っていること、「緑の食べもの」は体の調子をよくすること、「黄色の食べもの」は体を動かすエネルギーになることなど教えて頂きました。
  • 3つの食品群が必ず給食には入っているので、嫌いなものでも1口は食べるようにしようという意識が高まったと思います。

桐生市立天沼小学校1、4年生 学級活動「食べもののはたらきを知ろう」

食に関する指導のねらい「心身の健康」

写真:グループ分けに挑戦。どのグループに分けられるかな。

  • 好き嫌いをせず、バランス良く食べることができるように、食べ物の3つのグループの働きについて、3色レンジャーになった栄養士さんと一緒に学習しました。
  • 食べ物のカードを3つのグループに分けながら、色ごとの特徴や働きについて考えました。最後に、その日の給食をグループ分けすることで「バランスの良い食事」とは3つのグループをバランス良く食べること、好き嫌いをして食べないものがあると摂取できないグループがあるということを知りました。
  • 最後は、好き嫌いをしてバランス良く食べないと、体調を崩してしまうということを確認しました。授業を通して、好き嫌いをせずバランス良く食べようとする意識が高まりました。

桐生市立神明小学校全学年 児童集会「給食ができるまで」

食に関する指導のねらい「感謝の心」

写真:オンラインによる児童集会で、調理場でどのように給食ができているのかを紹介しました。

  • 給食委員会の児童が、児童集会で「給食ができるまで」について紹介をしました。
  • 調理場の方が、毎日安心・安全な給食を作るために、様々な工夫をしていることを、写真を映しながら全校児童に伝えました。
  • 給食ができるまでに携わっていただいた全ての方へ、「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをしっかり行い、感謝の気持ちを伝えていこうとする意欲を高めることができました。

桐生市立新里中央小学校3学年 学級活動 「バランスよく食べよう」

食に関する指導のねらい「心身の健康」

写真:栄養素の働きについて栄養士が説明しています。どの食べ物がどんな働きをするのかを理解することができました。

  • 三年生を対象に、実際に給食を調理してくださっている栄養士の先生と担任の二人で授業を行いました。実際に給食を調理してくださる方のお話を興味津々に聞いていました。
  • 給食は3つの仲間が使われているバランスの良い食事であることを知り、それぞれの栄養素の役割やどんな食材にどんな栄養素が含まれているのかについて学びました。
  • 自分たちの食べ方について振り返りました。「嫌いな食べ物を食べないでいるとどうなるのか」など身近な問題として考えることができました。また、今後の生活にどのように生かしていったら良いか考えたり、意見を共有したりすることができました。

桐生市立新里東小学校1年生 学級活動「ぐんま三兄弟のゆうこ姫を救え!」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康」

写真:好き嫌いせずに給食を食べると毎日元気に過ごすことができます。

  • 栄養教諭と担任が協力して、TVに『ぐんま三兄弟のゆうこ姫を救え!』の紙芝居を映し、物語を読み聞かせしながら、「毎日元気に過ごすためにはどんな過ごし方をしたら良いか。」を考えました。
  • 物語に出てくる「赤ぐんま、黄ぐんま、緑ぐんま」同様に、「赤、黄、緑のグループ」の食べ物があり、それぞれが体にとって大切な栄養であることを学びました。そして、3色グループをバランスよく食べることで毎日健康に過ごすことができることが分かりました。
  • 授業で学んだ大切なことから、「好き嫌いせずに給食を残さず食べると毎日元気に過ごすことができる。」などをふり返りカードに書いている児童が多かったです。

桐生市立新里北小学校6年生 学級活動「好き嫌いについて考えよう」

食に関する指導のねらい「心身の健康」

写真:栄養素が不足したときの体内への影響について考え、不足なく食べることの大切さを学びました。

  • 新里共同調理場の方に講師として来ていただき、「好き嫌いについて考えよう」という内容で、担任と一緒に授業を行いました。
  • 「普段、栄養を考えて食べているか」「好き嫌いをせずに食べているか」と児童に聞きました。児童は、自分自身と正直に向き合い、「あまり栄養を考えて食べていない」「嫌いものは、残してしまう」と言っている児童が多くいました。
  • 五大栄養素が体内でどのような働きをしているのかについて復習しました。イラストを用いながら、その日の給食に含まれている食材を分類したことで、児童は、楽しみながら理解することができました。
  • 栄養素が不足すると起こる症状についてグループで話し合い、ワークシートにまとめた後に、全体で共有しました。
  • 誰にでもある苦手な食材を、どのようにしたらおいしく食べることができるのかを個々に考え、ワークシートに記入していきました。

桐生市立黒保根学園6年生 家庭科「1食分のこんだてを立てよう」

食に関する指導のねらい「食事の重要性・心身の健康・食品を選択する能力」

写真:魚が好きなので、魚を主菜にした献立を考えました。

  • 栄養教諭と連携し、1食分のこんだてを考えるときのポイントを学習し、バランスのよい1食分の食事について考える授業を行いました。
  • 1食分のこんだてを考えるときのポイントを意識しながら献立カードを用いて主食・主菜・副菜・汁物を考えました。
  • 実際に考えた献立を発表し、それぞれの献立について栄養教諭よりよかった点やアドバイスなどをいただき、今後の自分の食生活でもバランスのとれた食事について意識して生活していきたいという意欲を高めることができました。

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