水質検査体制

ページ番号1015010  更新日 令和2年6月10日

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水道局では、水質検査の信頼性確保のため水道GLP認定を取得し、水質基準項目、水質管理目標設定項目に対応した検査体制が整っています。

水道GLP認定

認定の概要について

平成20年8月27日に桐生市水道局は、水質検査の信頼性を保証する「水道GLP認定検査機関」の認定を取得しました。全国の水道事業体および民間の水質検査機関を合わせて39番目の取得、北関東3県(群馬、栃木、茨城)では、本市が最初の認定取得となりました。

平成28年8月29日には、厳しい認定更新審査を経て、必要とされる品質管理システムおよび技術的能力が十分保持されていることが認められ、2回目の「水道GLP認定検査機関」の認定を更新しました。

※新型コロナウイルス対策に伴い、認定更新審査が延期されたため、認定書の有効期限が令和3年2月26日に変更されました。

この認定により、桐生市水道局で行う水道水の水質検査が分析技術、管理システム両面において、非常に高いレベルで行われていることを第三者機関から認められたこととなり、お客様には、より安全な水道水をお届けすることにつながるものと考えています。

水道GLPについて

GLPは、「Good Laboratory Practice」の略で、「優良試験所規範」と訳されます。

水道GLPは、国際規格であるISO9001とISO17025の要求事項を、水道事業体が実施している水道水の水質検査の実情に合わせて具体化したものです。

食品や医薬品と同じく、直接口にする水道水についても水質検査における検査精度と信頼性の確保が重要と認識されるようになったことから、社団法人日本水道協会が、水質検査機関における信頼性確保のための体制を導入する際の一手段として策定しました。

画像:日本水道協会発行の水道GLP認定証

画像:日本水道協会より認定された51個の水質検査項目の一覧が書かれた認定証付属書

定期検査

  • 水道法で定められた水質基準項目について、給水区域内の給水栓(蛇口)で水質検査を行っています。
  • 水源や浄水場の原水・浄水等の検査を行っています。
写真:白衣をきた女性が毎日検査をしている様子
毎日検査(硬度の分析)
写真:白衣を着た女性がピペットに採った細菌検査している様子
細菌検査(一般細菌・大腸菌)
写真:白衣の男性が金属類の分析をする様子
金属類の分析
(誘導結合プラズマ質量分析装置)
写真:農薬類の分析をしている様子
農薬類の分析
(高速液体クロマトグラフ質量分析装置)

写真:シアン・臭素酸の分析をする様子
シアン、臭素酸の分析
(イオンクロマトグラフ・ポストカラムシステム)
写真:消毒副生成物の分析している様子
消毒副生成物の分析
(ガスクロマトグラフ質量分析装置)
写真:給水栓水の水質検査のために給水栓の蛇口から水を汲んでいる様子
給水栓水の水質検査
写真:桐生川ダム湖水質調査のため作業員が船に乗っている様子
桐生川ダム湖水質調査

その他

写真:元宿浄水場見学で作業員が子どもに説明している様子
元宿浄水場見学
(凝集沈殿実験)

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このページに関するお問い合わせ

水道局 浄水課 水質センター
〒376-0027 群馬県桐生市元宿町14番37号
電話:0277-46-2376 ファクシミリ:0277-43-5145
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。