染色

ページ番号1012519  更新日 平成30年3月27日

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染色

大きく分けて精練、染色、仕上げ、糸張りの4つの段階を紹介します。

精練

精錬の写真

生糸にはセリシンという成分が含まれています。このセリシンは、絹の主成分であるフィブロインを包む硬いタンパク質です。生糸のままだと糸がごわごわしているので、熱水等で処理しセリシンを取り除きます。これが精練です。精練後は、やわらかく光沢がでてきます。
写真は、綛糸(かせいと、ぐるぐる巻いて束になっている糸のこと)を精錬しているところです。

染色

染色の写真

染料を使って、染めたい色を糸に入れていきます。求められる堅牢度(日光や洗濯に耐えられる強さ)が注文によって違いますので、染料もあわせて調整します。
写真の染め方は浸染(しんぜん)といい、染料溶液に綛糸を浸して染める方法です。手間はかかりますが、糸本来の風合いを残し、色ムラなく染め上げることができます。

 

仕上げ

糊付けや油付けをし、なめらかさを持たせます。いわゆる柔軟剤のような役割をはたすもので、糸同士の摩擦を減らす等のねらいがあります。

糸張り

糸張りの写真

綛糸を丸太にかけ、ひとつひとつ引っ張ることで、糸を平らにしていきます。

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