桐生自然観察の森 最近の園内情報
令和7年9月4日(木曜日)
観察の森は今、ナラ枯れに悩まされています。ナラ枯れとは、ブナ科のコナラなどが、『カシノナガキクイムシ』という5ミリ程の甲虫が伝播する病原菌によって、通水障害を起こし枯れてしまう伝染病です。
園内では、コナラやフモトミズナラに無数の穿孔と大量のフラスが見られるようになってしまいました。
夏は菌が蔓延する時期で、葉が萎え始めたと思ったら、その後1~2週間で急激に枯れてしまった木が見られるようになりました。
観察の森では、被害の状況を調査し、来園者の安全対策に努めています。
令和7年9月3日(水曜日)
事務所で飼育しているスミナガシが、前蛹とサナギになりました。
スミナガシは、蛹の状態で越冬します。このまま冬を越すはずですが、夏の暑さからもしかしたら羽化するかもしれません。様子を見守ります。
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