野のオオクスノキ(県指定天然記念物)

ページ番号1001856  更新日 平成28年1月27日

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写真:晴れた日のオオクスノキの様子

このクスノキは樹齢600年を超え、現在の目通りの周囲は6.9メートル、根回りは8.7メートルもあり、高さは20メートル以上に及びます。
このクスノキは昔から地元の名所に数えられていたようで、昭和初期には、当時の新里村の見所などを紹介した雑誌にも取り上げられています。そしてその大きさは県内でも最大級であることから、昭和36年9月15日に県の天然記念物に指定されました。昭和30年代に指定を受けた文化財は県内でも数が少ないことから、早くから文化財として重要であると考えられていたことがうかがえます。
また、新里の名所などを題材にした「にいさとかるた」の中でも「県下の巨木、野の大クスノキ」と詠まれ、現在も新里町の人たちに親しまれています。
現在でも樹勢は極めて旺盛で、地元の文化財保護協会の方々が周囲を清掃するなど協力をいただいております。
クスノキはクスノキ科の常緑高木で比較的暖地を好み、関東を北限とします。木材は芳香が強く、カンフルを含み強心剤や樟脳など防虫剤に利用されています。

所在地
桐生市新里町野311番地1
交通
上毛電鉄新里駅から南に約2.2キロメートル(徒歩約25分)

地図

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