桐生市のこれまでの取組み
カッコソウの保護は、市民団体や地元住民が中心となり活動を行なってきました。
桐生市では、平成元年にカッコソウの希少性が話題となり、その保全活動をスタートさせました。
その後、平成13年度からカッコソウ保存事業として新規事業を立ち上げ、平成13年度~平成15年度の3年間にわたり東京大学農学部農学生命科学研究科鷲谷教授の協力により、生態や繁殖条件などを明らかにしました。その結果をもとに、保全活動を進めてきましたが、平成24年5月「種の保存法」により国内希少野生動植物種の指定を受け、今後はより積極的な保全事業を実施していくこととしています。
取組みの経緯
- 年月
- 内容
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1985年(昭和60年)
4月~8月 - 自生地調査
- 1990年(平成2年)
- 自生地調査
- 2000年(平成12年)
- 環境省レッドリスト 「絶滅危惧種1.B類」(注1)に選定 環境省による指定
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2001年(平成13年)
4月 - 桐生市としてカッコソウ保存事業に着手
- 2001年~2003年
- 東京大学農学部鷲谷教授に調査依頼
- 2007年(平成19年)
- 環境省レッドリスト「絶滅危惧種1.A類」(注2)に選定 環境省による指定
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2012年(平成24年)
5月1日 -
国内希少野生動植物種に指定 環境省による指定
-
2014年(平成26年)
4月26日
- カッコソウ協議会 設立
(注1)「絶滅危惧種1 B類:近い将来における野生での絶滅の危険性が高い種」
(注2)「絶滅危惧種1 A類:ごく近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高い種」
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