スズメバチの巣駆除費補助金

ページ番号1001131  更新日 令和6年4月13日

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桐生市では、一般住宅敷地内に営巣しているスズメバチの活動巣を駆除する方に対し、駆除費用の一部を補助しています。
補助を希望される方は、駆除前に必ず下記申込み先へご連絡いただくか電子申請をご利用ください。
注:駆除後での申請では受け付けることができません。
補助は、「桐生市スズメバチの巣駆除費補助金交付要綱」に則って行います。

補助対象となる駆除

個人が、市内に所有する一般専用住宅または併用住宅敷地内に出来たスズメバチの活動巣を、市の指定業者が駆除した場合。
※申請は年に一度のみ可能ですが、同時に複数の活動巣が認められた場合には、これらも補助対象となります。

補助対象とならない駆除

  • スズメバチ以外のハチ(ミツバチ・アシナガバチなど)の巣の駆除
  • 市の指定業者以外が行ったハチの巣の駆除
  • 賃貸借契約により使用されている建物(アパート・貸家など)または事業に使用されている工場や商業施設、事務所などの建物に出来たハチの巣の駆除
  • 同一年度内において、既に一度、本補助金を受けている場合
  • 活動巣のある場所が、森の中など通常は人が立ち入る事がないような場所の場合
  • 活動巣の発見時期がスズメバチの活動の終期である冬季などの理由により、危険性が低いと判断される場合
  • 指定業者が所持する用具では駆除ができない場合 など

補助額

巣1個あたり、市と指定業者が締結した協定締結額のうち、2分の1を市が補助します。
ただし、スズメバチの活動巣の営巣箇所が天井裏、床下等にあり、構造物を壊さなければ駆除ができない場合など、特別な作業が発生した場合の別途費用等については、申請者の自己負担となります。

基本的な補助額及び自己負担額

協定締結額 14,000円(市の補助額(2分の1の額)7,000 円、自己負担額(2分の1の額)7,000 円)

補助実施期間

令和6年4月11日(木曜日)から令和7年1月31日(金曜日)まで。
スズメバチは基本的に巣を一年で使い捨てます。今年使った巣を、来年に再度使うことはありません。 

補助申請の流れ

  1. 下記の申込み先へ電話連絡または電子申請フォームへ必要事項を入力してください。
    住所・氏名・電話番号・巣の場所・巣の大きさなどの情報が必要となります。                                                                  ※巣を確認する際は、ハチに刺されないようご注意ください。
  2. 市から指定業者へ駆除の連絡をします。
  3. 指定業者から依頼者へ連絡がありますので、駆除日程をご相談ください。指定業者が駆除に伺います。
    駆除が行われる際には、必ず立会いをお願いします。
    補助金制度に関する書類を業者がお持ちしますので、必要事項を記入し、署名をしてください。
  4. その際、自己負担分の金額を指定業者にお支払いください。
  5. 委任状を提出いただくことで、指定業者が依頼者に代わり、補助金申請を行います。

※業者が赴いた際、現場に活動巣がなく、駆除が行われなかった場合、出張費がかかる場合があります。ご了承ください。

申請様式一覧

市民の利便性の向上及び行政手続の簡素化を図るとともに、行政のデジタル化を推進するため、押印について見直しを行いました。

申込み先

  • 市民生活部SDGs推進課
    電話:0277-46-1111(内線314・318・320)
  • 新里支所市民生活課
    電話:0277-74-2212
  • 黒保根支所市民生活課
    電話:0277-96-2112

(受付)土日・祝日を除く、午前8時30分から午後5時15分まで

電子申請

よく見かけるスズメバチの種類について

スズメバチと一口に言っても多くの種類がいます。
ここでは、市街地で見かけられるスズメバチの種類と特徴について紹介します。
※虫の写真が苦手な方もいらっしゃいますので、写真をご覧になりたい方は添付のファイルをクリックしてください。

キイロスズメバチ

市街地でよく見かけられるスズメバチです。
オレンジ色に近い体色で縞模様が多いスズメバチの中では、全体的に黄色の体色をしています。
スズメバチの中では小型な種類であり、日本にいるスズメバチの中では最小と言われています。
しかし、個体数が多く、オオスズメバチにも負けない気性の激しさと攻撃性を持っています。
また、どんなところにも巣を作り、巣が狭くなると引越しをするハチでもあるため、頻繁に見かけられます。

オオスズメバチ

その名の通り、最大の体長をもつスズメバチ。
スズメバチという名前で一番最初に連想されるのはこのハチではないでしょうか。
オレンジ色に近い体色をしており、「昆虫界のライオン」との呼び名も。
攻撃性が非常に高く、巣に近づいていなくても襲ってくることがあります。
木の付け根部分や地中に巣をつくるため、知らないうちに巣に近づいてしまい襲われるというケースが多いです。

ヒメスズメバチ

日本にいるスズメバチの中ではもっともおとなしいとされているスズメバチ。
とはいえ、スズメバチですので、むやみに近づくのは危険です。
体長はキイロスズメバチよりは大きく、オオスズメバチと同じくらいか少し小さめです。
アシナガバチをエサとして食べるので、アシナガバチの近くに現れることもあります。

この他にも、

  • コガタスズメバチ
  • チャイロスズメバチ
  • モンスズメバチ

などの種類がいます。

スズメバチの巣の形状

スズメバチの巣は初期段階ではとっくりを逆さにひっくり返したような形をしています。(下写真の左側)
そこから段々と巣を大きくしていき、夏頃にはマーブル模様が特徴的な大きな丸い形へと作り替えていきます。(下写真の右側)
出入り口となる巣穴は一つしかなく、蜂の巣構造と言われるような六角形の穴は内側に隠れていて見ることはできません。
 

スズメバチの巣(初期)

スズメバチの巣(夏以降)

スズメバチとアシナガバチの違い

スズメバチとよく間違えられるハチとして、アシナガバチが挙げられます。
アシナガバチはスズメバチと同じスズメバチ科の昆虫ですので、外見はよく似ています。
しかし、巣の構造や飛び方など違いがあります。
ここではスズメバチとアシナガバチの違いについて紹介します。

オオスズメバチとアシナガバチを並べて比較した写真を下に添付しています。
写真を見比べると、大きさの違いが一目瞭然です。
また、スズメバチが足をたたみ、直線的に素早く飛ぶのに対し、アシナガバチは足をだらんと垂らした状態でフラフラとゆっくり飛びます。
攻撃性もスズメバチに比べるとおとなしく、巣や自身に危害がおよばない限りは積極的に攻撃してくることは少ないようです。
とはいえ、アシナガバチも刺す危険性のあるハチであり、毒も持っていますので注意が必要です。

アシナガバチの巣の形状

アシナガバチの巣

アシナガバチの巣の写真です。スズメバチの巣に比べると小さく、またスズメバチが巣の内側につくっている六角形の巣穴が無数に並んでいるのが分かります。
見た目はシャワーヘッドやひまわりの花の中心部分のような形と言われることが多いです。

スズメバチの巣を見つけたら

  • 巣に近づかないことが第一です。巣を揺らしたり、棒でつついたりすることは大変危険です。絶対にやめましょう。
  • 万が一スズメバチに遭遇したときは、ゆっくりとその場を離れてください。寄ってきたからといって、慌てて手やタオルで追い払うことはスズメバチを逆に刺激してしまい、大変危険です。
  • ハチが巣をつくりやすい場所があります。巣が小さいうちに早期発見できるよう家の周りをチェックしてみましょう。

巣を作られやすい場所

  • 家の軒下、天井裏、壁の中
  • 垣根、植え込みの中、木の枝
  • 木の洞の中
  • 床下、戸袋の中 など

その他

スズメバチに限らず、ハチは全般的に「刺す」というイメージから怖がられたり嫌がられますが、

  • 「花の受粉をする」
  • 「草木の害虫を食べる」

など、益虫としての面もあります。むやみに駆除を行うことは、自然環境を壊すことに繋がりかねません。
スズメバチはハチの中でも強力な毒と攻撃性を持ち、刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす危険性があるなど、我々にとって非常に危険な存在であることは確かです。
しかし、人の害にならないような場所に巣ができている場合などは、たとえスズメバチであってもむやみに駆除するのではなく、近づかないようにするなどして対策をするようお願いいたします。
 

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