遠伊織物有限会社【製造業ガイド】
- 所在地
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〒376-0006
群馬県桐生市新宿2-6-27 - 電話
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0277-45-2132
- ファクシミリ
- 0277-43-6643
- Eメール
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taensaka@ktv.ne.jp
企業概要
- 代表者
- 遠坂 隆之
- 事業内容
- きもの、ゆかたの製造及び販売
- 資本金
- 1,000万円
- 設立
- 昭和26年1月
- 従業員数
- 7名
- 受賞
- 群馬県より「ぐんまの1社1技術」の選定
会社PR
創業明治31年・織都桐生の伝統を、新しい技術で今に伝える”えんいおりもの”です。
企画、開発、製織、仕立て全てを一貫し、帯という最終商品を主に生産しています。そこに、当社しかできないノウハウを注入し、付加価値の高い、オンリーワンの商品にしています。自社ブランドだけでなく、大手商社にもOEM供給しています。
技術PR
当社では、多様化するニーズにいち早く対応すべく、コンピュータによるデザインシステムを導入しました。それにより、多彩なデザインレイアウトからデザインアレンジが可能になりました。それと同時に直織装置も導入、効率の良い生産工程が確立されました。
「ぐんまの1社1技術」選定技術のご紹介
技術の名称:大ロジャカードを利用した紋織物のゆかた帯
一般的に、巾17センチメートル位の細帯は900口位のジャカードを利用して、片面ずつ織った物を仕立てます。その場合、両面の表どうしを合わせて両端を縫い、筒状になった生地の中に手を入れ、ひっくり返します。すると縫い合わせた部分は、生地が4枚になり耳が高くなってしまいます。
当社は、それを防ぐ為、2,000口以上の大口ジャカードを利用して両面を一緒に製織し、それを中心から折り、片側をかがり、ゆかた向きの薄手の帯にしています。
新製品のご案内
ハーフ&ハーフゆかた帯
一般的なゆかた帯4寸4分(約166ミリメートル)よりも幅広の4寸8分(約182ミリメートル)になっているのが特徴の一つです。
ハーフ&ハーフの商品名の由来は、素材の重量比が麻糸50%とポリエステル糸50%を使用していることから付けられました。麻糸だけの帯よりもシワになり難くなっております。風合いは夏らしい清涼感と軽さ、適度な柔らかさを兼ね備えた自慢のゆかた帯になりました。
ハイブリッドゆかた帯
ハイブリッド浴衣帯は、ムーンライト浴衣帯とモルフォ浴衣帯の特徴を併せ持つ、他にはない、オリジナルの浴衣帯です。
特徴1
柄の緯糸の一部(白い部分)に、暗闇で光り続ける蓄光糸を使用して今までにない浴衣帯にしました。20分間以上、光に当てると柄の一部が最長で約4時間暗闇で光り続けます。
特徴2
柄の箔(はく)の部分が、モルフォ蝶(ちょう)の光の屈折による発光原理を利用したモルフォテックスと呼ばれる物で、見る人の角度によって光り方が違って見えます。
抗菌防臭エコゆかた
この浴衣はエコマーク認定繊維である旭化成のキュプラ(ベンベルグ)を使用して染物ではなく織物で色柄を表現しました。
キュプラとは、石油を原料とするポリエステルとは違い、天然素材のコットンの産毛を原料にし、吸湿性や肌ざわりの良さ等を考えて作られた自然にやさしい繊維です。
カビや汗の臭いを和らげる抗菌防臭加工を旭化成の関連工場でしておりますので、暑い時期でも安心してご利用になれます。
また、バチ襟仕立てになっておりますが、絵羽風の単衣の着物としてもご利用頂けます。
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このページに関するお問い合わせ
産業経済部 商工振興課 産業立地戦略担当
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:582・584 ファクシミリ:0277-43-1001
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