桐生自然観察の森 園内情報 平成31年2月
平成31年2月27日(水曜日)
マンサク・チョウジザクラに続いて、ダンコウバイの花がほころんできました。1つの蕾の中から、いくつもの濃い黄色の小花がこぼれるように咲くので、まだ花の少ない森の中で目立ちます。
平成31年2月25日(月曜日)

観察の森にはたくさんの種類の木がありますが、冬に葉を落とす落葉樹の中で、茶色い葉を冬でもくっつけたままの木があります。ヤマコウバシといい、高さ3メートル程、木の中では大きくない方で、緑生い茂る夏には他の木に紛れて目立たないのですが、冬になると茶色くなった葉を1枚や2枚ではなく、木全体に残して目立っています。春先に葉を落としてまう前に探してみて下さい。
平成31年2月20日(水曜日)

朝から気温がどんどん上がり、10時には15度、午後の最高気温は19度を示しました。池ではヤマアカガエルが盛んに鳴き、シジュウカラやヤマガラがさえずりを始め、冬を成虫で越すアカタテハ、キタテハ、ヒオドシチョウ、テングチョウ、キタキチョウ、ニホンセセリモドキが園内のあちこちで確認されました。
平成31年2月15日(金曜日)

1月23日に1輪咲き始めた園芸品種のフクジュソウが、ずいぶんと花数を増やしました。ネイチャーセンター前の石垣の上に10数輪ずつの花のかたまりが7つ、全部で花は100輪はありそうです。
あじさいの道では野生種のフクジュソウが咲く始めました。園芸品種は八重咲き、野生種は一重咲きと違いがあります。ぜひ、両方ご覧ください。

平成31年2月4日(月曜日)
明け方雨が降り、朝から暖かく、10時の気温は14度。春一番なのか、強い風が木の太い枝まで揺らし、林内に積もっていた落ち葉が吹き上げられています。午前中の園内調査に出るとイトトンボの沼からキャララ、キャララと猫のような鳥のような高い声が聞こえてきました。これはヤマアカガエルの鳴き声です。観察の森にいる8種類のカエルの中で一番早く、まだ寒いうちに産卵にでてくるカエルです。生んだばかりの卵塊(1,000から1,900個の卵の集まり)が5個ほど、ペアになったオスとメスも確認できました。もう少し近くで写真を撮ろうと近づいたところ、ヤマアカガエルたちは皆鳴くのをやめて、水面や落ち葉の下に隠れてしまいました。
平成31年2月3日(日曜日)
来園者の小学生がネイチャーセンター前のシモツケの枝で長さ2センチメートル程のジャコウアゲハの蛹を発見しました。よく見ると、蛹が縦に割れているので、昨年に羽化したものです。遠目に見ただけではシワシワになった小さな枯れ葉にしか見えず、昆虫の擬態の巧みさと、子どもの目の良さとに感心させられました。
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