青少年野外活動センターQ&T「梅田の山にどうして杉がたくさん植えられているの?」

ページ番号1001678  更新日 平成28年1月24日

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桐生川林業地

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雲の湧く秋の杉山

群馬県には、3つの大きな林業地があります。南牧村の鏑川林業地・鬼石町の御荷鉾林業地そして、桐生市の桐生川林業地です。南北22キロメートル・東西4キロメートルの広範囲にスギやヒノキが植えられています。
植林は、今から100年前明治中期の不況時に地域労働者の救済事業として造林が進めらました。また、1950年代から家庭等で使う燃料が、薪や木炭から石炭・石油やガスと変わるにつれて、雑木林をスギやヒノキ林に変えていきました。今、梅田の山にあるスギ・ヒノキの多くは、1950・60年代に植えられたものです。

林業のサイクル

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冬の杉林(梅田湖畔から)

林業のサイクルとは、「伐って、使って、植える」です。このサイクルのうちの一つでも適正量を損なうとサイクルはうまくまわりません。今、群馬県産の木は、年々使われなくなってきています。林業のサイクルがうまく回っていないことになります。
その原因は、安い大量の外国材が入ってきていることと、建物に木を使わなくなったことがあげられます。
桐生川林業地では「梅田材」のブランドづくりを進めています。特に、「梅田のヒノキ」は高い評価を受けています。「木は育った環境と同じ環境で使われるのがベスト。外材には負けない良い木をつくっている自信がある。」と専業林業家は仕事に精を出しています。

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