ヘルパンギーナにご注意ください

ページ番号1012033  更新日 令和6年1月26日

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ヘルパンギーナは、夏季に乳幼児を中心に流行する感染症です。
感染を予防するため、食事の前や排泄後の石けんと流水による手洗いの徹底等を心掛けましょう。

ヘルパンギーナとは

原因

コクサッキーウイルスおよびエンテロウイルスにより感染します。

症状

突然の発熱(39~40度)に続き、咽頭の粘膜の発赤が目立つようになり 上あごの粘膜、のどの奥に直径1~2ミリメートルほどの小さな水疱が出現します。水疱が潰れると、浅い潰瘍を形成し、痛みを伴うことがあります。口の中の痛みに伴い、不機嫌や食欲不振・経口摂取不良を引き起こし、脱水症をきたすことがあります。

好発年齢

小児(特に5歳以下)に多く、1歳代がほとんどです。

潜伏期間

2~4日

感染経路

接触感染

ウイルスが付着した手で口や鼻・目などの粘膜に触れることにより感染。

糞口感染

便から排出されたウィルスが何らかの原因で口に入ることで感染。ウィルスは約2~4週間後まで便から排せつされ、やがてウィルス量は少なくなり、感染力は落ちていく。

飛沫感染

咳やくしゃみで飛散した飛沫の中のウイルスが口に入ることにより感染。

治療方法

発熱や痛みなどの症状を緩和する対症療法が行われます。脱水とならないように少しずつ水分を摂るようにしましょう。

  • これらの症状が見られる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。特に乳幼児同士の濃厚な接触が起こりやすい保育施設などでは感染が広がりやすいため、子どもの体調の変化に気をつけましょう。

予防方法

  • 手指消毒用アルコールは、効きにくいウィルスです。
  • 食事の前や排せつ後、おむつ交換の後など、こまめに石けんと流水による十分な手洗いを徹底しましょう。
  • 症状が治まってからもしばらくは手洗いを徹底しましょう。
  • 家族や身近な方が感染した場合は、タオルの共用を避けましょう。
  • 乳幼児がよく触れる場所やおもちゃなどの消毒をこまめに行いましょう。
  • 熱中症には十分注意した上で、近距離での会話など、場面に応じてマスクを正しく着用しましょう。

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