「球都桐生の日」制定

ページ番号1020820  更新日 令和5年4月25日

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桐生市では、野球をテーマにした公民連携によるまちづくり活動を推進していくため、毎年9月10日を「球都桐生の日」として制定しました(令和4年9月10日制定)。

なお、「球都桐生の日」は一般社団法人日本記念日協会にて記念日登録しております。

球都桐生の日とは

桐生市は、織物のまちとして「織都」や野球のまちとして「球都」と称されています。

桐生市が球都と呼ばれる所以として、市内の高校5校(桐生高校、桐生工業高校、樹徳高校、桐生第一高校、桐生商業高校)が甲子園(全国高等学校野球選手権大会)に出場しておりますが、とりわけ、昭和2年に桐生中学(現桐生高校)の指導者となり、昭和8年に監督に就任した稲川東一郎氏は綿密なデータを活用した知将として知られ、24回(春11回、夏13回)の出場を果たし、準優勝2回、ベスト4が2回という輝かしい成績を残し、球都桐生と呼ばれる礎を築きました。なお、桐生高校は稲川監督退任後の昭和53年には春夏連続出場を果たし、春はベスト4に進出しました。その後、桐生第一高校が平成11年の夏に全国制覇を成し遂げ、平成15年夏にはベスト4に進出しています。
また、日本一を率いたカテゴリー別の監督として、高校野球の福田治男氏(桐一)、大学野球の河原井正雄氏(青学)、プロ野球の渡辺久信氏(西武)、社会人野球では、川島勝司氏(ヤマハ)と前野和博氏(東芝)、還暦野球の山田嵓氏(桐生OB)の6名を桐生市から輩出しています。 さらに、新川球場(現新川公園)は、戦後初のプロ野球公式戦が行われたことから、日本野球機構では「戦後プロ野球の夜明けの地」と紹介されており、令和4年(2022年)が、野球伝来150周年を迎えることから、日本野球聖地150選に選ばれました。
全国的にも、これだけの野球関連の実績を持つ自治体はないと自負しており、平成29年3月には市議会経済建設委員会から「野球観光推進事業~野球のまち桐生~」の政策提言をいただき、また、令和4年度には、民間企業から野球によるまちづくりの提案をいただくなど、野球がもつ魅力を活かしたまちづくりを推進する機運の高まりを受け、「球都桐生の日」を制定するものです。

どうして9月10日が球都桐生の日に

親しみやすく覚えやすいことから、球都(きゅうと)のゴロに合わせ9月10日としました。

今後の取組みについて

庁内に球都桐生プロジェクト推進準備委員会を設置し、公民連携による推進体制の構築をはじめ、「球都桐生の日」を象徴するような、大会誘致など野球関連事業等による地域活性化策を検討していきます。

この「球都桐生の日」制定を契機に、今後、様々な施策を展開していくなかで、交流人口の増加や地域経済の活性化を図っていきたいと考えています。また、スポーツを通じた青少年の健全育成にも力を傾注し、若い世代から選ばれるまちを目指し、人口減少対策の一助となるよう取組んでいきます。

球都桐生プロジェクトは、行政が中心に進めるのではなく、市民はもとより、企業の皆様のご理解をいただきながら、公民連携事業としてオール桐生で長期的に推進していきたいと考えており、一定の予算も必要になります。
よって、ご寄付やふるさと納税の活用、スポンサー企業の公募など創意工夫により、財源の確保にも努めたく、本件に対しまして、多くの方のご賛同とご支援をお願いいたします。

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