【移住者インタビュー】黒保根町CASE.05 櫻井さん

ページ番号1022334  更新日 令和5年3月3日

印刷大きな文字で印刷

櫻井さんの写真

  • 家族構成 櫻井細香、夫、犬1匹
  • 移住年月日 2011年
  • 移住前居住地 桐生市広沢町
  • 現在の職業 農業
  • 住居の取得方法 新築

櫻井さんの生い立ちを教えてください。

櫻井さんの写真

出身地は東京都。大学卒業まで都内在住。
卒業後、長野県でスポーツインストラクターを2年、 福祉施設にて農業を中心とした作業で、職員として5年。
ここから農業・食の関わりがスタートしました。
農業は細かい仕事から力仕事まであり、作ったものを自分たちで食すというのは、 福祉施設の事業としても興味深い内容でした。
その後、結婚して夫の実家のある桐生市広沢町に来ました。
市民農園や親せきの畑を借りて野菜作りを始め、広沢町宅ガレージで週1回の野菜販売を開始し、少しずつ野菜収穫量やお客様が増え、配達や発送など今の形になりました。

黒保根移住のきっかけは?

畑を借りる場所探しを考えていたころ、黒保根村が桐生市と合併した時期で市役所に相談に行きました。
いろいろな方の紹介で黒保根に畑を借りることができました。
始めは広沢町から畑に通い、黒保根町内の空き家に借り住まいし、現在の場所に家を建てました。
(家が建つまで横にある小屋住まいで、ドラム缶風呂でした(笑))

現在のお仕事の様子をお聞かせください。

野菜を収穫している写真

野菜は化学合成農薬をできるだけ使わず、有機肥料を手作りし、虫や病気に負けないような野菜作りをしています。
配達(週1回)、販売(週1回)、発送(月2回)、マルシェ出店(月1回)、料理教室他。
おまかせ発送に7~10種類入れられるように、また配達のメニューが豊富になるように作付けの種類や時期を決めています。注文はメールなどSNSを多く使っています。
新鮮な野菜をお届けすると喜んでいただき、定期的に買ってくださるお客様も多いです。
口コミで広がっているお客様がほとんどで、生産者とお客様が直接繋がっています。
少量や単品などそれぞれの事情に合わせられるのは小規模の良いところだと思います。
お客様が農業体験や収穫の手伝いをしてくれたり、「週に1回黒保根に来ると空気が気持ちいいよね」と草取りに来てくれたり、風通しの良い場所になっています。

黒保根移住で求めた暮らしに満足していますか?

腐葉土から土づくりをしている写真
腐葉土から土づくり

満足しています。不便さなども含めて農的な山暮らしは満喫しています。
農業を仕事にすると大変なことも多くあるので、大事にしたいことを心に留めて いないと続かないと思います。

櫻井さんにとっての黒保根の魅力とは?

櫻井さんが作ったものの写真

自然。水。人。
自然豊かな黒保根は、町内で標高差があり朝晩の気温差で美味しい野菜ができます。
水は赤城の源水で美味しい!お茶を淹れるとよくわかります。
人がやさしいです。移住者にとっては住みやすいと思います。

黒保根に移住して困ったこと、驚いたことは?

私が住んでいる地区は移住者層が多くなり、昔からの習慣が合わない部分があります。
話し合いをしながら、残した方がよいもの変えてもよいものを決めている転換期です。
(お祭りなど。地区によっても多少違います)

趣味が仕事やコミュニティづくりにつながっていると伺いましたが

茶道を続けています。懐石料理は野菜のおいしさがよくわかると思います。
野菜を作るところから食べるところまでを大切にしたいと思ってきた中で、料理教室や配達、マルシェなどを通していろいろな出会いがあり、野菜だけでなく「くろほね」を発信しています。世代関係なく繋がりが広がっています。

黒保根へ移住を考える人へのメッセージを!

櫻井さんの写真

少しずつ時代が変わり、仕事の仕方が多様化しているので、自分の目的に合わせて移住を考えてみても面白いと思います。
いろいろな暮らしがある「くろほね」は居心地がよくなると思います。
東京からも近く、スキー場や温泉などのあるリゾート地も近く、週末移住や関わり移住など関係人口が増えると「くろほね」の良さを感じてもらえると思います。

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は役に立ちましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

地域振興整備局 黒保根支所地域振興整備課 建設係
〒376-0196 群馬県桐生市黒保根町水沼182番地3
電話:0277-96-2110 ファクシミリ:0277-96-2571
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。