長者塚古墳
- 指定年月日
- 昭和57年10月1日
- 区分
- 市指定史跡
- 所在地
- 桐生市新里町関194
長者塚古墳は、赤城山南東麓、国道353号から北へ約800メートル標高約350メートルのやや東傾斜する地点に存在する古墳である。
現在の墳丘の高さは約2メートル、直径は約20メートルの五角形墳である。
石室は、安山岩を精巧に加工して組み合わせた「截石切組積(きりいしきりくみづみ)」といわれる造りで南側に入り口を持ち、羨門(せんもん)と玄門(げんもん)を備えた横穴式両袖型の石室である。
羨道の長さは右側で3.16メートル、左側で3.30メートル、幅は1.05メートルで玄室の長さは右側で3.11メートル、左側は3.15メートル、幅は中央で1.96メートルの規模を持つ。なお、羨門は「八」の字のように下が開く“転(ころ)び“という様式が使われている。
以前に盗掘されたため遺物は存在せず、7世紀後半ころの築造と推定される。
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