桐生自然観察の森 園内情報 平成28年4月

ページ番号1008961  更新日 平成28年4月21日

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平成28年4月20日(水曜日)

写真:オトコヨウゾメ

森の春はとっても早く進みます。
こちらのオトコヨウゾメも先週の金曜日に咲き始めたのですが、あっという間に満開になりました。オトコヨウゾメは、6-9ミリメートルの白い小さな花が集まって咲く低木で、”オトコ”と名前につきますが、とってもかわいらしい花です。
この時期の森は、数日でどんどん変わっていきますので、その変化についつい置いていかれがちです。皆様もお目当ての花がある場合には、お見逃しなく!

 

 

 

 

平成28年4月13日(水曜日)

写真:ピンク色のミツバツツジと朱色のヤマツツジ


新緑が芽吹き、ミツバツツジ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、ヤマブキなどの花が咲いています。柔らかい緑の森の中にピンク色や黄色の花が見え隠れしています。

写真1:木陰に咲く大きな白花
ミヤマハコベ
写真2:小さい白花
コハコベ

なつつばきのみちの木陰に白い花が咲いています。ミヤマハコベです(写真左)。
1センチメートル程の白い花は、ハコベの仲間と比べると大きく、とても可憐です。
さて、このミヤマハコベの花弁(花びら)は何枚あるでしょう。
10枚ではありません。5枚です。
花弁が深ーく切れ込んでいるため10枚に見えるのです。これはハコベの仲間の特徴です。

友の会田んぼなど日当たりの良い場所では、ハコベの仲間のコハコベが咲いています(写真右)。
こちらの7ミリメートル程の小さな白い花は、道端や畑など身近な場所でも見ることが出来ます。
小さな花ですが、やはり花弁が切れ込んでいます。ルーペや虫めがねで観察してみてください。
 

写真:葉に産み付けられた小さな卵
カラムシの葉に・・・
写真:チョウの卵のアップ
アカタテハの卵

センター入口の脇のカラムシの葉に緑色の小さなビーズのようなものがくっついています(写真左)。
これはアカタテハの卵です。
アカタテハは成虫で冬を越す蝶です。そして、幼虫が食べるカラムシの芽生えが始まると、そのやわらかい葉に産卵をするのです。

卵をよーく見てみると(写真右)、縦にすじの模様が入っています。1ミリメートルもない小さい卵ですが、その作りの美しさに感心してしまいます。
これから、アカタテハの成長を見ていくのが楽しみです。

観察の森では、鳥のさえずりもにぎやかです。
ぜひ、いらしてください。

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