桐生自然観察の森 園内情報 平成28年10月

ページ番号1010328  更新日 平成28年10月28日

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平成28年10月28日(金曜日)

きょうはとても寒い一日でした。

そんな寒い中、子供たちが来園してくれました。
午前中、自然観察と園内散策を楽しみ、お昼ご飯と相成ったわけですが、それにしても寒い!

そこでちょっと早めの、「緊急」薪ストーブ火入れの儀を行う事になりました。
半年間休んでいた薪ストーブ、ちゃんと目を覚ましてくれるでしょうか?


写真:薪ストーブの解説

まずは薪ストーブを初めて見る子供たちのために、ちょっとした説明を職員からさせて頂きました。
どんなふうに使うのか想像できないような子もいたりして、みんな興味津々です。


写真:点火を待つ薪ストーブ

焚き付けの細い薪や新聞紙が、職員の手によって着々と入れられます。
こども達が見守る中、職員も、もしかしたらストーブも、ちょっぴり緊張気味です。

さあ、いよいよ点火です。


写真:子供たちが薪ストーブを応援

さて、焚き付けの火が薪にうまく燃え広がるかな?
どのぐらい暖かくなるんだろう?

こども達がみんなで薪ストーブを応援します。


写真:暖かく燃える薪ストーブ

こども達の応援の甲斐あって、薪ストーブに無事、火が入りました。
あれだけこども達に応援されたら、薪ストーブだってやる気になっちゃいますね。
点火役の職員も、ほっとしていました。

 


これから、季節は冬に向かって加速していきます。

自然観察の森は平地の市街より、1~2度は寒い、と考えてお越しください。
もうそろそろ、あったかい毛糸の帽子や手袋も出番でしょうか。

平成28年10月27日(木曜日)

だんだんと寒い日も増えてきて、ネイチャーセンターの壁等で、越冬場所を探して集まってきたカメムシの仲間がたくさん見られるようになってきました。

写真:クサギカメムシ

こちらは、センター内でおなじみクサギカメムシです。
これからの季節、センター周りを探すと高確率で見つかるカメムシです。センター内の床を歩いていることもありますので、うっかり踏まないように気を付けていただけたらと思います。


写真:オオトビサシガメ

こちらはオオトビサシガメです。 クサギカメムシよりも大きめで、こちらもセンター周りで越冬するため集まってきているようです。
オオトビサシガメのにおいは、嫌な臭いではなく「バナナ臭」がすると読んだことがあったので、今回、ビニールに入れ、においを嗅いでみたところ、においがしました!フレッシュなバナナではなく、バナナ味のお菓子のにおいですが、間違いなく「バナナ臭」でした。決して嫌な臭いではないと感じました。
皆さんにもぜひチャレンジしていただきたいところですが、このカメムシは口で刺し、刺されるととても痛いので、捕まえる場合には十分注意してください。 


写真:クモとカメムシ

センター周辺で越冬しようと集まってきているカメムシ達ですが、ここでも危険はつきもので、センター周りに住んでいるクモたちのエサになっているカメムシがたくさんいました。


生きものの動きが少なく思われがちなこれからの季節ですが、観察することはまだまだたくさんありますね。

平成28年10月7日(金曜日)

爽やかな秋風が吹いています。

今日も昨日に引き続き相生中学校の生徒さんが職場体験に来てくれています。
昨日は園内作業で落ちてきそうな危険な枝を切り落としたり、書籍の整理をしてくれていたH君が、今日は園内調査に出てくれました。それではH君が見つけた秋を紹介してもらいます。

写真:シロヨメナ

あじさいのみちでシロヨメナという花が咲いていました。近くに咲いている花はあまり見られなかったので、その白い花は目立っていました。葉は少し虫に食われていましたが、まだたくさんの白い花が咲いていてとても綺麗でした。花びらが薄い紫色のものもありました。ぜひ見にきてください。

写真:ニホントカゲ

ニホントカゲがゼフィルスの森の土手の日だまりにいました。全長が約4.5センチメートルの幼体(子ども)で、色鮮やかでした。よく見るとこのニホントカゲは尾が切られていました。日だまりで、しばらくの間じっとしていたのでとっても暖かそうでした。

平成28年10月6日(木曜日)

久しぶりの青空です。何日も曇りの日が続いていましたが、こんなに晴れた日は、日向ぼっこにヘビやトカゲが出てきたり、秋の花が咲き出したりと、いろいろな発見ができることでしょう。台風通過の影響で風も吹いていて、草木はザワザワと鳴り、空の高い所では雲が流れていきます。

秋晴れの良き日、今日・明日の2日間、桐生市相生中学校の2年生3人が職場体験に来てくれています。園内調査・園内整備・図書整理・ネイチャーセンターの展示作成など、当施設の仕事を体験してもらいます。ホームページの更新も大切な仕事ですので、中学生が見つけた森の秋を紹介してもらいます。

写真:ノコンギク

ノコンギクは、直径約2センチメートルの白色の花です。野菊のなかまで、小さくてたくさん花が集まっていてとてもきれいです。ノコンギクのある場所は、ネイチャーセンターの階段を降りた左手と右手のハンミョウ広場です。見やすい場所なので、ぜひ見てください。

写真:熟したコブシの実

コブシの実が園路に落ちていました。上を見上げると木にいくつか実っていました。コブシの実は、赤色で小さい丸い形をしている種が集まっていて赤いぶどうみたいでおもしろいです。コブシのある場所は、ネイチャーセンターの階段を降りた目の前の所なので、ノコンギクと一緒に見てください。(以上Nさん)

写真:アキノキリンソウ

ちごゆりの道の日なたにアキノキリンソウが咲いていました。長い茎に黄色い小さな花が特徴的です。まだ、つぼみがある状態でしたが、花と同じく小さくかわいかったです。これから全部の花が咲けば、よりきれいだと思うので、楽しみです。

写真:カシワバハグマ

ちごゆりの道の木陰では、カシワバハグマが咲いていました。白く、たくさんの細長い花びらがありました。その花びらは、花の中心に向かってゆるやかにカールしています。花の大きさは、約2.5センチメートルと小さいのに、葉は花よりもとても大きかったです。(以上Sさん)

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