桐生自然観察の森 園内情報 令和6年1月

ページ番号1023312  更新日 令和6年2月26日

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令和6年1月28日(日曜日)

「里山しごと体験講座~第3回~」を開催しました。今回の作業は、下草刈りをして防獣ネットを張り、腐葉土箱の作成です。
作業エリアでは、令和5年度に植栽をした50センチメートル程の苗木だった木々が2メートル以上に育っていて、下草刈りをしたことですっきりとしました。防獣ネットを張った後、腐葉土箱を作成し、みんなで落ち葉を集めました。昆虫博士のレンジャーから腐葉土はムカデやダンゴムシ、カブトムシの幼虫などの住み家でありエサであり、最後には土になる説明を聞きました。

写真:剪定バサミで笹や枯れたノイチゴの枝を切る親子
下草刈り
写真:からんだネットをほどいている参加者
ネット張り
写真:金網をポールにしばりつけて腐葉土箱を作る参加者
腐葉土箱の作成
写真:集めた落ち葉を腐葉土箱の上から投げ入れる子どもたち
落ち葉集め

渡良瀬川河川敷右岸で、「冬のバードウォッチング~第4回~」を開催しました。
広沢町の太田頭首工から下流側に向かって土手を歩き、渡良瀬川に集まるカモなど水辺の野鳥を中心に観察しました。風が弱く、観察しやすい陽気でした。

今回のバード・ウォッチングでは、33種の野鳥を確認しました。
アオサギ、アオジ、オオバン、オカヨシガモ、カイツブリ、カシラダカ、カルガモ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キジ、キセキレイ、キンクロハジロ、コガモ、コサギ、シジュウカラ、ジョウビタキ、スズメ、セグロセキレイ、ダイサギ、ツグミ、トビ、ノスリ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ベニマシコ、ホオジロ、ホシハジロ、マガモ、モズ、ヨシガモ

写真:土手の上から野鳥観察をする参加者たち

令和6年1月25日(木曜日)

写真:木の枝に止まるカケス
翼の青色が目立つカケス

環境省が実施しているモニタリングサイト1000の鳥類調査を行いました。 今回の調査では16種の鳥が確認できました。
アオゲラ、ウグイス、エナガ、カケス、キセキレイ、コゲラ、シジュカラ、ジョウビタキ、シロハラ、トビ、ノスリ、ヒヨドリ、ミソサザイ、メジロ、ヤマガラ、ルリビタキ

令和6年1月21日(日曜日)

「冬のバードウォッチング~第3回~」を開催しました。
雨の降る中、傘をさして園内を歩いているとヒヨドリが騒いでいる様子を見ることができました。ネイチャーセンター内の薪ストーブで暖まりながら、今見られる野鳥の情報、双眼鏡の使い方や選び方などの話をして、和やかな時間を過ごしました。

写真:傘をさして園内を歩く参加者たち
雨の園内
写真:双眼鏡を持った参加者がレンジャーの話を熱心に聞く様子
ネイチャーセンターで双眼鏡の説明

令和6年1月19日(金曜日)

写真:1円玉よりやや大きいヒゲナガサシガメの幼虫

柵の修理中にヒゲナガサシガメの幼虫を見つけました。そろえてまっすぐに伸ばした2本の触覚は体の長さ位あり、触覚の先から腹端までで2センチメートルの大きさです。頭部の両端についた黒い複眼が目立ちます。よく見ると黄色い体に赤色の斑紋が列になっていてビーズ細工のようです。観察の森での確認は、昨年の1月につづき2例目です。

令和6年1月18日(木曜日)

写真:花開いたフクジュソウと蕾

あじさいのみちでフクジュソウが咲き始めました。周囲には黄色い花びらを少しだけのぞかせた蕾がいくつも出ています。光沢のある花びらはパラボラアンテナのような形に開き、日差しを中心部分に集めて、受粉をしてくれる虫を誘います。

令和6年1月17日(水曜日)

昨日降った雪が、ネイチャーセンター周辺では6センチメートル積もっています。職員で雪かきをした後、園内の点検に出ました。オオムラサキの森も雪化粧で真っ白です。これは大変と思っていましたが、太陽が昇ると雪はどんどん解けていきました。

写真:雪で一面真っ白なネイチャーセンター前とハンミョウ広場
ネイチャーセンター前
写真:日陰のオオムラサキの森の橋と階段は雪が厚く積もっている
オオムラサキの森

令和6年1月14日(日曜日)

「森と生きもの親子教室」を開催しました。1月のテーマは「冬の鳥を見に行こう」です。
双眼鏡を持って園内散策をし、アカゲラ、エナガ、シジュウカラなどを観察したあとで、みんなで野鳥バッジを作りました。

写真:双眼鏡を覗く親子たち
鳥を探しながら園内散策
写真:鳥の写真を見ながら絵の具を選ぶ親子
バッジ作り
写真:2センチメートル程の大きさの野鳥のバッジ
完成したバッジ

令和6年1月12日(金曜日)

木は、冬に葉を落とす落葉樹と冬でも緑の葉を残す常緑樹の2種類に分けられます。ところが何事にも例外があり、落葉樹なのに冬に葉を落とさない木があります。ヤマコウバシという木で、秋にオレンジ色に紅葉した葉は、冬に茶色くなっても落ちないことから、この葉を受験のお守りにするところがあるそうです。

写真:葉のない木、緑の葉のある木の間に茶色い葉を枝いっぱいにつけた木が混ざる
落葉樹と常緑樹からなる雑木林
写真:光沢のある茶色い葉のヤマコウバシ
落葉樹にしては少し厚みのある葉をもつヤマコウバシ

令和6年1月8日(月曜日)

写真:崩した倒木の隙間にムネアカオオアリが女王アリを囲むようにじっとしている

園内整備中に、落ち葉の下から見つけた倒木の空洞で、胸部の赤いムネアカオオアリを見つけました。7ミリメートルほどの小さなアリ数匹と15ミリメートルほどの女王アリ1匹がじーっと動かずにいました。ムネアカオオアリは森林の倒木などに巣を作って生息している種で、暖かい時期には観察の森でも良く見かけるアリです。

令和6年1月7日(日曜日)

「森からハイキング〜大形山〜」を開催しました。
観察の森から関東ふれあいの道を通り、大形山を目指しました。吾妻山と鳴神山の稜線に出て少し北上した岡平ではスカイツリーや富士山を見ることができました。昼食をとったあとで目的地の大形山へ向かい、観察の森へ帰りました。静かな山を楽しむことができました。、

写真:落ち葉の積もる山道を歩く参加者たち
子供も大人も一緒に
写真:木の階段に並んで立ち、景色を眺める参加者たち
景色を楽しみながら
写真:道標のたつ山頂で、木々の間から写真を撮る参加者
大形山山頂

令和6年1月6日(土曜日)

写真:園路に落ちていたカラスザンショウの実

園路を歩いていると、爽やかな良い香りがしました。足元を探すと、10センチメートル程の果序にたくさんの実がついているカラスザンショウが落ちていました。サンショウの仲間で、葉や木全体が大きいためカラスザンショウと名がついたと言われています。
木の実をカラスが食べているのを見たことはありませんが、エナガがカラスザンショウの果序にぶらさがり種をついばんでいるのを目にしました。

写真:幹から垂れ下がったカラスザンショウの果序に脚でつかまり、実をついばむエナガ

令和6年1月5日(金曜日)

写真:水色の空、遠くに連なる青く見える秩父の稜線の上に白い富士山が見える

ノスリ観察舎から富士山がみえました。
冬の空気の澄んだ日には、観察舎から南西方向、秩父の山並みの向こうに、雪をかぶり真っ白な富士山を見ることができます。

令和6年1月4日(木曜日)

写真:自然素材で作った龍、目は藤の種、角は藤の莢、たてがみは桧の緑の葉、他にも赤や黄色に紅葉した葉を使っている

新年明けましておめでとうございます。
ネイチャーセンターでは、園内で拾った木の葉や木の実で作った、今年の干支の龍がお出迎えしています。

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