桐生自然観察の森 園内情報 令和3年2月

ページ番号1018403  更新日 令和3年3月5日

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令和3年2月22日(月曜日)

写真:頭部がとがることからテングチョウ
羽が欠けているテングチョウの越冬個体

土曜日から暖かい日が続いています。入口付近の日向で元気に飛び回るテングチョウを見つけました。テングチョウは成虫で冬を越すチョウのため、日差しが暖かくなる早春によく見かけます。
同じように成虫越冬する蝶の仲間では、ルリタテハ、キタテハ、キチョウ、ムラサキシジミ、ニホンセセリモドキが年を明けてから確認されています。

活動が見られるのは昆虫だけではありません。ヤマアカガエルが盛んに鳴き、シジュウカラやヤマガラがさえずり始めました。ツノハシバミやヤブツバキ、マンサクの花数は増え、ダンコウバイ、ニワトコなどの蕾がふくらんでいます。アオイスミレは今日花を咲かせました。

写真:イソギンチャクのような花、ツノハシバミ
小さな赤い花のツノハシバミ
写真:薄紫のアオイスミレ
木道下に咲くアオイスミレ

令和3年2月19日(金曜日)

写真:チョウジザクラの花と蕾

オオムラサキの森でチョウジザクラが咲きました。花の直径は1センチメートルほどの小さな山の桜です。

令和3年2月15日(月曜日)

写真:ヤマアカガエルのペアが水中でじっとしている

朝からの雨。水面に広がる波紋を見ていると、池の中にヤマアカガエルを見つけました。なんだか体のバランスが悪い個体だなと、よーく見てみると、1匹のカエルの下に、それより大きなカエルが1匹います。上にいる体の小さい方がオスで、体の大きなメスにしっかりと抱きついていました。

ボランティア団体の友の会が毎年開催しているバードカービングが中止となりましたが、おうちでバードカービングにチャレンジしてもらえるように、材料の販売会を行います。木を鳥に近い形にカットしてある「型」を販売用に準備し、同時に完成している作品の展示をする予定です。

  • 日時:令和3年2月21日(日曜日) 午後1時から4時まで
  • 場所:ネイチャーセンター前
  • 材料費:友の会会員500円、一般の型700円
写真:木で作ったフクロウ・アカゲラ・カワセミなど
完成したバードカービングの作品
写真:4センチほどの小さなバッジの作品
小型バッジの作品

令和3年2月8日(月曜日)

写真:細いリボン状の花びらをひらいたマンサク
マンサク(なつつばきのみち)

マンサクの花が見頃です。1月28日に咲き始め、どんどん花数を増やし、今では遠くから見ても枝先がほんのり黄色に染まっています。まだ寒いうちに「まず咲く」が「マンサク」になまったと言われています。園内では、なつつばきのみち、イトトンボの沼、センター裏の道で見ることができます。

早春の花をもう一つ、ご紹介します。カエデの森の湿地に生えるザゼンソウです。暗紫色の仏炎苞(ぶつえんほう:花序をおおう葉)が達磨の様です。2月3日に観察したときは、まだ仏炎苞が数センチメートル開いただけでしたが、今日はしっかりと開き、中の花序が見えています。ただ、今年はカエデの森に設置している木道の劣化が激しく、現在通行止めとなっているため、写真でのご案内とさせていただきます。

写真:湿地に生えるザゼンソウ
ザゼンソウ(カエデの森)

令和3年2月3日(水曜日)

写真:タピオカのようなヤマアカガエルの卵
1匹のメスが1卵塊産みます

昨日は明け方に雨が降り、午前中暖かくなったためでしょうか、今朝園内の池でヤマアカガエルの卵塊(らんかい)を見つけました。透明なゼリー状のものに包まれた黒い粒々のたくさんの集まりが1卵塊(らんかい)です。ヤマアカガエルは、まだ寒い早春に産卵のために水辺に集まり、産卵が済むと再び山へ戻り休眠してしまいます。これからしばらくは、暖かい日にキャララララというカエルらしからぬ声を聞くことができるかもしれません。

令和3年2月1日(月曜日)

光沢のある黄色い花、フクジュソウ
一重咲のフクジュソウ(あじさいのみち)

あじさいのみちでフクジュソウが咲きました。園路の山側で黄色い花が4輪、落ち葉の間から顔を出しています。あじさいのみちでは一重咲の野生種が、ネイチャーセンター横では八重咲の園芸種を見ることができます。

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