桐生自然観察の森 園内情報 令和2年5月
令和2年5月30日(土曜日)
駐車場で蕾の膨らんだナツツバキを見ていると、首がくすぐったく、そっと手で払うと、カマキリの子供(幼虫)でした。2センチメートルほどの小さな体をユラユラとゆらしていましたが、ピョンっとはねて、茂みの上に上手に飛び移りました。
ちごゆりのみちやあかまつのみちではネジキの花が見頃です。


令和2年5月29日(金曜日)
ここ数日の夕立のおかげで、園路がしっとりと湿り気をおびています。
落ち葉の下からギンリョウソウが出てきました。キノコのようですが植物で、葉緑体を持たないため全体真っ白、花が下を向いている姿からユウレイタケとも呼ばれています。
園路沿いに茂るヤマガシュウ(ユリ科)の葉の裏に黄色いイモムシを見つけました。ルリタテハという蝶の幼虫で、刺状の突起は見た目が怖いですが、毒はありません。


令和2年5月25日(月曜日)




日中は半そでで過ごしたくなるような陽気になってきました、森では花だけでなく虫も増えています。中にはヘビやスズメバチの仲間など危険な生き物もいます。観察の森など自然の残る野外におでかけの時は、危険予防のため長袖・長ズボン・帽子などの着用をお勧めします。
令和2年5月23日(土曜日)

ヤマボウシの花が咲き始めました。花と言いましたが、白くて大きな花びらに見えるのは総包片と言い、蕾を包むように葉が変形したものです。本当の花は総包片の真ん中の緑色の丸い部分で、小さな花が20から30個ほど集まっています。

令和2年5月20日(水曜日)
小雨模様の森ですが、雨に濡れた花や木々の緑は鮮やかです。




令和2年5月18日(月曜日)
木陰の続くしだのみちで、蛇の目(じゃのめ)模様をもつコジャノメを見つけました。近づくと飛びたち、少し先で止まります。追いかけっこのように飛んでは止まりを何度も繰り返しながら、しだのみちをずっといっしょに進みました。


令和2年5月15日(金曜日)
花が咲くと、いろいろな昆虫が訪れてきます。


令和2年5月(月曜日)
外トイレの前にあるシナノキでタケウチトゲアワフキが羽化しました。体長は7ミリメートルほどと小さいので良く探してみてください。頭部の湾曲した突起、黒色と黄色の配色が特徴です。
令和2年5月9日(土曜日)

コゴメウツギの花が見頃をむかえています。木陰に生えることが多く、直径1センチメートルあるかないかの小さい花ですが、白色の花弁と中心の黄色が目立ちます。
バッタが原で大きめの蝶が飛んで落ち葉の中にとまりました。クロコノマチョウでした。

令和2年5月8日(金曜日)
イトトンボの沼やゼフィルスの森でサワフタギが白い花を咲かせています。葉の上を見ると黒地に黄色い紋がたくさん並んだイモムシがいます。独特な模様からネコバスと呼んでいますが、シロシタホタルガという蛾の幼虫です。


令和2年5月4日(月曜日)
花の種類が増えています。



さくらのみちの大沼に落ちている木陰の場所をよく見てみて下さい。実はこれは影ではなくオタマジャクシです。4月8日に50匹以上のアズマヒキガエルが大沼に集まり産卵をしていったものが、オタマジャクシになり元気に泳ぎだし、集まっているところが影の様に見えているのです。

令和2年5月2日(土曜日)
フジの花が咲き始めています。公園や学校では藤棚に仕立てられていますが、観察の森では他の木にからみつき、枝を伸ばし、日の当たる場所で花を咲かせます。
俳句の世界では藤は晩春の季語で、木から木へと蔓を掛けて咲く様子を懸り藤(かかりふじ)と表現します。上を見上げて懸り藤を探してみて下さい。
令和2年5月1日(金曜日)
日中暑いくらいですが、木々の葉が出そろい、日陰は涼しく気持ちが良いです。園内を歩いていて、ガサガサっという音に目をやると、たいていニホンカナヘビかニホントカゲです。日当たりの良い場所では蝶やトンボが見られます。




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