桐生自然観察の森 園内情報 令和3年4月
令和3年4月28日(水曜日)

フジの花が見頃を向かえています。森の木にからみつき、光を求めて枝を伸ばし、からみついた木の表面で20センチメートル程の房状に、いくつも花を咲かせています。
ネイチャーセンター横のシナノキでは、タケウチトゲアワフキが羽化しました。頭部の角のような突起は、体と同じぐらいの長さで、大きくカーブした形が特徴です。大きさは1センチメートルもない、小さな昆虫ですが、ぜひ探してみてください。


令和3年4月26日(月曜日)

駐車場の階段を降りた場所にある友の会田んぼでは、シオヤトンボ、コサナエ、シオカラトンボ、クロスジギンヤンマが飛んでいます。コサナエのオスはメスを追いかけ、飛びながらペアになると草の上にとまりました。
令和3年4月21日(水曜日)

ハンミョウ広場でツマキチョウを見つけました。低い場所を飛んでカキドオシの花にとまり、数秒の間吸蜜したかと思うと、また飛んではカキドオシの花にとまります。4センチメートルほどの大きさと、白い羽は一見モンシロチョウのようですが、翅の先がカギ状に尖っているのと緑色の雲状の模様があるのが特徴です。
オスの翅の先にはオレンジ色の斑紋があり、これが名前の由来になっています。

園内ではウワミズザクラ、イヌザクラ、ミヤマガマズミなどが咲き始めました。


令和3年4月15日(木曜日)
猫の手のような、くるくると丸まった芽が何本も伸びています。これは何だと思いますか?
ウラジロというシダの新芽です。今は20センチメートルほどの長さですが、葉が広がると1メートル近くの大きな姿になります。


令和3年4月14日(水曜日)

管理ヤードでヒメウツギが咲き始めました。ウツギの名がつく植物は他にもいろいろあり、園内ではミツバウツギ、コゴメウツギ、ツクバネウツギ、ウツギ、シロバナヤエウツギ、ノリウツギなどが順番に咲き始めます。
令和3年4月12日(月曜日)
暖かい日が続いています。シオヤトンボがイトトンボの沼の木道にとまっていました。シオヤトンボは、観察の森で例年4月前半から見ることができる春を代表する昆虫です。今年は3月31日に、友の会田んぼで羽化しているのを始めて確認しました。
外トイレ横では、植栽したシロヤシオがたくさんの花を咲かせています。他にも園内ではミヤマハコベ、オトコヨウゾメ、ミツバウツギなどが咲いています。これからの時期は白い花が増えていくので、順次ご紹介していきたいと思います。


令和3年4月9日(金曜日)

さくらのみちでフデリンドウが咲きました。高さが10センチメートルもない小さな草花で、花の長さは2センチメートルほどです。昨日はまだ蕾で、ねじれた花の様子が筆先のようでした。
令和3年4月8日(木曜日)
山全体が若葉のやさしい緑色に変化しつつあります。あかまつのみちではミツバツツジやトウゴクミツバツツジ、マルバアオダモの花が見頃です。


令和3年4月7日(水曜日)

森を歩いていると、あちこちでガサガサと音がします。音のした場所を見るとニホンカナヘビが一匹、じーっとしています。一歩ニ歩と近づくと、草の合間を縫うようにガサガサっと逃げていってしましました。
令和3年4月5日(月曜日)
3月28日に咲き始めたヤマブキの花が数を増やしています。入口やイトトンボの沼の沢沿いで、長く伸びた枝ごと黄色い花が風に揺られています。そんな様子に、古くは「山振り」という字があてられたという説があります。
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