桐生自然観察の森 園内情報 令和3年5月

ページ番号1018912  更新日 令和3年6月3日

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令和3年5月31日(月曜日)

10時の気温は19.8度と木陰は涼しく、サワサワサ、ザワザワザワという風にそよぐ木の葉の音が気持ちの良い一日です。ウツギ、シロバナヤエウツギ、ヤマボウシ、ヒメシャラ、イボタノキなどの花にいろいろな昆虫が集まっています。
今日は特にネイチャーセンター前のシロバナヤエウツギに蝶が多く集まっていました。アオスジアゲハやカラスアゲハは樹冠(じゅかん:木の高いところ)を素早く飛び回り、花に寄ってもはばたきながら吸蜜し、すぐに花を変えていきます。モンキアゲハも高いところを飛んでいますが、はばたきかたは比較的ゆっくりで、花に寄るとしばらくじっとしています。モンシロチョウやスジグロシロチョウは低い枝先の花で吸密をしていました。

写真:螺鈿細工のような水色の模様を持つアオスジアゲハ
アオスジアゲハ
写真:黒地に大きな黄白色の模様が目立つモンキアゲハ
モンキアゲハ

令和3年5月24日(月曜日)

写真:プロペラのようにねじれた花弁をもつテイカカズラの花
テイカカズラ(ゼフィルスの森)

園内を歩いていると良い香りがしてきました。どこかで花が咲いているのかなと周りを探すと、高いところでテイカカズラの花が咲いているのを見つけました。

令和3年5月22日(土曜日)

写真:下向きに花をさかせるギンリョウソウ
ギンリョウソウ(外トイレ東)

雨降りのあと、落ち葉の下からギンリョウソウが出てきました。真っ白でキノコのような見ためですが、葉緑素を持たない植物で、菌類に寄生し腐葉土から栄養を得ているため腐生植物と呼ばれています。

園内で咲いている花にそっと近づいて見てください。蜜や花粉を求めて、いろいろな昆虫が訪れています。

写真:黄色い体に黒い斑紋のあるキイロトラカミキリ
キイロトラカミキリ(ネイチャーセンター周辺)
茶褐色の羽に三本の白い線があるミスジチョウ
ミスジチョウ(バッタが原)

令和3年5月20日(木曜日)

友の会田んぼではカエルたちの鳴き声が賑やかで、駐車場やネイチャーセンターまで声が響いてきます。
グゲゲ、グゲゲと大きな声で鳴いているのはトウキョウダルマガエル。よく水面から頭を出して鳴いています。ギュウ、ギュウと小さな声で鳴いているのはツチガエルです。人が近づくと、さっと池に飛び込み、水底でじーっと動かなくなります。

水路沿いでは、赤褐色の翅をもち、金属光沢のある緑色の細長い体のミヤマカワトンボが何匹もガードレールや葉の上に止まっているのを見ることができます。

写真:水から顔をだすトウキョウダルマガエル
トウキョウダルマガエル
写真:縦長の突起があるツチガエル
ツチガエル

写真:葉の上にとまるミヤマカワトンボ
ミヤマカワトンボ

令和3年5月13日(木曜日)

駐車場から森への入口までの水路脇で、ノイバラとエゴノキが良く咲いています。

写真:ノイバラの白い花
ノイバラ(友の会田んぼ)
写真:下向きに花を咲かすエゴノキ
エゴノキ(友の会田んぼ)

令和3年5月10日(月曜日)

写真:木漏れ日のおちる園内風景
キアゲハ観察舎

木々の葉が広がり、日陰のできた園内は気持ちが良いです。散策で疲れたら、観察舎のベンチで一休みしてください。

写真:白い花が満開のハクウンボク
白雲木と書くハクウンボク(ネイチャーセンター)
写真:沢沿いに咲くヤブデマリ
萼片が蝶の形のヤブデマリ(バッタが原)

令和3年5月7日(金曜日)

写真:小さい花が集まって咲くトチノキ
トチノキの花(ハンミョウ広場)

トチノキの花が咲き始めました。大きなトチノキを見上げると、高いところでナミアゲハ、カラスアゲハ、アオスジアゲハなどが飛んでいるのを見つけることができます。

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