桐生自然観察の森 園内情報 令和4年1月
令和4年1月31日(月曜日)

管理ヤードの日向で、ミヤマウグイスカグラが咲いています。星型をしたピンク色の花は、直径1センチメートル程と小さいため、見過ごしてしまいそうです。この花を見つけたら、よーく見てみてください。花が二つずつ並んでついていたり、花や萼(がく)に腺毛(せんもう)がたくさん生えています。


令和4年1月30日(日曜日)

観察の森にある全部の沼に氷が張り、人間にとっては寒い一日ですが、朝からマヒワは元気です。ネイチャーセンター近くの木に20羽ほどのマヒワがとまり、ジュインジュインと賑やかな鳴き声が聞こえます。

ネイチャーセンター裏の道でトラツグミを見つけました。名前の由来になっている黄褐色と黒色の虎模様は、冬の森では保護色になります。
令和4年1月26日(水曜日)
あじさいのみちでフクジュソウが咲いています。ちょうど1週間前、1月19日に最初の1輪が咲き、今日は10輪ほどに増えています。光沢のある10数枚の黄色い花弁(はなびら)をパラボラアンテナのように開いています。
令和4年1月17日(月曜日)

フクジュソウの蕾がふくらみはじめ、黄色い花びらとギザギザの葉先が少し見えています。春一番に咲く、春をつげる草という意味で「福告ぐ草(フクツググサ)」や旧暦のお正月(新暦の2月)頃に咲き始めること「元日草(ガンジツソウ)」とも呼ばれています。観察の森では例年1月下旬に咲き始めます。今年はいつ咲き始めるでしょう。
令和4年1月16日(日曜日)

風もなく快晴の穏やかな日で、サンコウチョウの池ではヤマアカガエルが数匹鳴き始めました。
今日の園内調査で確認された野鳥はメジロ、エナガ、コゲラ、ルリビタキ、シロハラ、イカル、シメの7種でした。
令和4年1月9日(日曜日)

管理ヤードの園路を歩いていると、落ち葉がガサッガサッと音を立てました。音のする方を見るとニホンリスがぴょんぴょん跳ねてきて、スギの木に登り、しばらくの間じっとしていたかと思うと、木を降り、再び落ち葉の積もった斜面を駆け登って行きました。昼間に哺乳類の姿を見ることは本当に稀です。良いことがあるかな?

令和4年1月7日(金曜日)

バッタが原に生える大きなムクノキにイカルを1羽見つけました。太く黄色いくちばしと頭巾をかぶったような黒い頭が特徴です。枝先に移動し、少しシワシワになったムクノキの実をついばみ、くちばしの中でコロコロと転がすような動きが見えました。ついばんではコロコロ、ついばんではコロコロと長い間食べています。そのうち、サッと飛び立ったかと思うと、周囲から10羽ほどのイカルが一斉に飛び立って行きました。


令和4年1月6日(木曜日)

今日の最低気温はマイナス3度、10時の気温は1.7度と気温が上がらず寒い一日です。しかし、だからこそ見ることができる風景があります。友の会田んぼの水の流れ口では、はねた水が凍りつき、昼前になっても溶けずに残り、きらきらと光っていました。よく見ると周囲の草が氷に閉じ込められています。


令和4年1月5日(水曜日)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
ネイチャーセンターでは、黄色や茶色になった森の葉で作ったトラがお出迎えしています。また、トラの名を冠する鳥類のトラツグミ、昆虫のトラマルハナバチ、トラカミキリ、植物のオカトラノオを展示しています。
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