桐生自然観察の森 園内情報 令和3年6月
令和3年6月23日(水曜日)
6月21日からのネイチャーセンター再開に伴い、季節の展示を変えました。草木が茂り、生きものの活動が活発になってくる時期に合わせて、昆虫の擬態(ぎたい)の解説展示を始めました。体の色や形を草に似せたり、蜂などに似せたりする、昆虫の生き残るための工夫を見にきませんか?観察の森友の会会員所蔵の外国産標本も展示しています。
令和3年6月21日(月曜日)

6月17日に咲き始めたシナノキが花数を増やしています。ネイチャーセンター周辺は良い香りで包まれていて、花数を増やしたシナノキには、マルハナバチの仲間やハナカミキリの仲間が集まっています。
令和3年6月14日(月曜日)

昨夜の雨で湿度が上がっています。こんな日にはアズマヒキガエルの仔ガエルが上陸を始めるかと思い、朝一番に大沼を覗いてみると、いますいます。沼の縁には順番待ちをするかのように集まり、先に上陸した仔ガエルたちは雨で濡れた葉の上や木道の上にいます。もう少しすると、さくらのみちにまで出てきて、山へと移動していきます。園路を散策の際は、踏まないようにお気をつけください。
令和3年6月12日(土曜日)


駐車場でナツツバキとヒメシャラの花が見頃です。どちらも椿の仲間で、夏に白色のきれいな花を咲かせます。
令和3年6月10日(木曜日)
管理ヤードの田んぼで田植えを行いました。決して広くはない面積ですが、水辺の生きものの住み家として、開園以来毎年稲作を続けています。作業中にはツチガエルやシュレーゲルアオガエルが飛び出し、頭上ではオオシオカラトンボが飛び回っていました。



令和3年6月7日(月曜日)

エノキの葉の上でナナフシモドキ(通称ナナフシ)の幼虫を見つけました。4月に入ってから園内のいたる所で見かけられていて、見る度に少しずつ大きくなっています。今日、定規で測ってみると、体長(頭部から腹部の端まで)は4センチメートルありました。触覚のように伸ばした前脚を含めると6センチメートル近くになります。これからまだまだ成長し、体長7センチメートルから10センチメートルの成虫になります。
令和3年6月6日(日曜日)

園内のヤマボウシが見頃を向かえています。見頃と言いましたが、白く花びらのように見えるのは総包片(そうほうへん)という葉が変形したものです。総包片の中心にある緑色の丸い部分が本当の花で、小さい花が20個から30個ほど集まっています。
令和3年6月3日(木曜日)
昨年の冬にネイチャーセンター前のススキに産みつけられたオオカマキリの卵鞘(らんしょう:卵の集まり)に、仔カマキリ(幼虫)が何十匹もいるのに気がつきました。ちょうど孵化(ふか)が始まったようです。仔カマキリの大きさは1センチメートルあるかないか、風にふかれれば飛んでいってしまいそうな細い体ですが、前脚は大人(成虫)と同じような釜の形をしています。


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