桐生自然観察の森 園内情報 令和4年3月
令和4年3月31日(木曜日)
街中でソメイヨシノが咲くころ、観察の森ではエドヒガンという桜が咲き始めます。そして、冬眠していたアズマヒキガエルが産卵のために水辺に集まってきます。 今日は、朝から園内のあちこちで「ゴゴ、ゴゴ」とアズマヒキガエルの鳴き声がします。ゆっくり声のするほうに近よると、落ち葉をかきわけて進むアズマヒキガエルに出会いました。



令和4年3月30日(水曜日)


カッコソウが咲き始めました。カブトムシの森にある移植地はコナラやクヌギなどの落葉樹の林です。一部の木々が芽生えたばかりで、林内には春の日差しがいっぱい届き地面を温め、積もった落ち葉の間から、カッコソウが葉を広げています。自生地の鳴神山は標高が高く5月に咲き始めますが、観察の森の移植地では3月下旬から4月上旬に花を咲かせます。
令和4年3月25日(金曜日)

友の会の田んぼではオオイヌノフグリやホトケノザ、カキドオシなどの花が増えています。朝から天気の良い今日はキアゲハやミヤマセセリ、ビロードツリアブなどが日向で羽を広げたり、花を訪れている姿が見られました。


令和4年3月24日(木曜日)

ネイチャーセンターの奥に図書コーナーがあるのをご存じでしょうか。自然や生きものに関係する子ども向けの読み物や図鑑、専門的な解説書までありますのでご活用ください。長テーブルの他に畳スペースがあり、休憩することも可能です。ぜひ、お立ち寄りください。




令和4年3月17日(木曜日)
暖かい日が続き、テングチョウ、ルリタテハ、ムラサキシジミなどの冬を成虫で過ごすチョウが園内のあちこちでよく飛んでいます。 早春の花もダンコウバイ、アブラチャン、コブシ、ヒサカキ、コスミレ、シハイスミレ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、シュンラン、クロヒナスゲなど一気に咲き始めました。



令和4年3月16日(水曜日)
管理ヤードの雑木林の斜面でカタクリが咲き始めました。太陽の日があたり透きとおるようなピンク色の花被片(かひへん:花びら)を反り返らせています。早春に芽を出し花を咲かせ実をつけ、頭上の木々が葉を茂らす頃には地上から姿を消し、次の春まで地中で過ごします。このような一生を過ごす植物をスプリング・エフェメラル(春のはかない命の意味)と呼びます。
令和4年3月2日(水曜日)
チョウジザクラが開花しました。チョウジザクラは山に生える桜で、早春に花を咲かせます。その花は直径1センチメートルほどの小さく、つつましいものです。花を真横から見ると萼筒(がくとう)が長く、丁字(ちょうじ)に見えるのでチョウジザクラと名前がつきました。暖冬だった去年は2月17日に開花を確認していますが、今年の2月は寒かったためか3月に入ってからの開花となりました。
最近10年間の開花確認日
- 2013年3月9日
- 2014年3月20日
- 2015年3月5日
- 2016年2月29日
- 2017年2月27日
- 2018年3月2日
- 2019年2月20日
- 2020年2月17日
- 2021年2月17日
- 2022年3月2日


ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
都市整備部 公園緑地課(2階)
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:公園管理係 0277-48-9037
緑化推進係 0277-48-9037
ファクシミリ:0277-46-2307
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。