桐生自然観察の森 園内情報 令和4年4月

ページ番号1020388  更新日 令和4年12月28日

印刷大きな文字で印刷

令和4年4月29日(日曜日)

写真:川に長靴ではいり、網を川に入れている参加者たち
山田川での採取の様子

水生昆虫の調べ方講座を行いました。 午前中は川内公民館裏の山田川で水生昆虫の採取、午後に観察の森で水生昆虫の講義を行いました。講義では、水生昆虫を観察して種名を調べ、標本作成に取り組み、山田川に生息する水生昆虫から水質環境について学びました。

写真:小さな瓶の中でアルコール漬けにされたヤゴなどの水生昆虫
標本にした水生昆虫

令和4年4月28日(木曜日)

写真:体がまだ白色のタケウチトゲアワフキ
羽化したばかりのタケウチトゲアワフキ

ネイチャーセンター近くに生えているシナノキでタケウチトゲアワフキを確認しました。筒状の巣につかまって羽化したばかりの個体です。全長8ミリメートルと小さく、頭部の角状突起が特徴的です。

令和4年4月24日(日曜日)

春のバードウォッチング(4月から5月までに全3回開催)が始まりました。 日の光が強まり、気温が上昇し、植物の生育や昆虫の活動が活発になると、それを餌にする野鳥の繁殖期が始まります。この時期、野鳥の縄張り争いや雌への求愛のために鳴く「さえずり」を聞くことができます。野鳥は日の出の頃によく動き回り、さえずるため、春のバードウォッチングは早朝午前5時30分から行います。
今回のバードウォッチングでは15種の野鳥が確認されました。
エナガ、ウグイス、オオルリ、ガビチョウ、カルガモ、キジバト、キビタキ、クロツグミ、コジュケイ、サシバ、シジュウカラ、トビ、ヒヨドリ、メジロ、ヤマガラ

写真:新緑の園内を鳥を探しながら歩く参加者達
新緑の園内で観察
写真:杉の木の中間の枝にとまるオオルリ
夏鳥の代表種オオルリ(2020年4月27日撮影)

令和4年4月22日(金曜日)

写真:木陰の広がるネイチャーセンター前
トチノキの木陰

ネイチャーセンター前のトチノキが大きな葉を広げ始め、気持ちの良いに木陰を作っています。 緑に覆われつつある森の中から、センダイムシクイのさえずりが今年初めて確認されました。これで、今年確認されている夏鳥はサシバ、オオルリ、キビタキ、クロツグミ、ヤブサメ、センダイムシクイの6種類になりました。

令和4年4月18日(月曜日)

写真:ゆらしてしまった葉に脚を伸ばしてつかまるナナフシモドキ
ナナフシモドキ(幼体)

ナナフシモドキ(別名ナナフシ)がいたという情報を聞き、探しにに行くと、いました!細い脚に縞模様があるナナフシモドキの子ども(幼虫)です。前脚をそろえて前にまっすぐのばし、中脚と後脚で葉につかまり、体をゆっくりと揺らしています。

令和4年4月17日(日曜日)

写真:羽化したばかりで水草の上で翅が伸びるのをまつコサナエ
コサナエ

友の会田んぼで何かが光りました。近づいてみると羽化したてのコサナエ(トンボ)です。体の色がまだ薄く、翅も伸びきっていない様子でした。
コサナエも、4月6日にご紹介したシオヤトンボと同じく春に羽化するトンボです。

令和4年4月14日(木曜日)

観察の森の入口からイトトンボの観察舎まで続く「さくらのみち」は舗装されていて歩きやすい園路です。ヤマブキやズミが咲き、イヌザクラが蕾をつけています。今年、多く見られるのはコナラの芽生え(実生:みしょう)です。昨年の秋は実りが特に多く、あちこちから10センチメートル程に伸びた茎の先に本葉をつけています。

写真:新緑
さくらのみち
写真:ズミの花
コリンゴとも呼ばれるズミの花
写真:どんぐりの芽生え
どんぐり(コナラ)の芽生え
写真:釣り糸を垂らしたようなウラシマソウ
釣り糸を垂らしたようなウラシマソウ(植栽種)

令和4年4月13日(水曜日)

朝からウグイス、ヤマガラなどの野鳥がにぎやかにさえずっています。夏鳥のサシバがピックイーと鳴きながら上空を旋回しています。
最高気温が20度を越える暖かい日が続き、花は次から次へと咲き始めています。

写真:新緑のあかまつのみちで咲くミツバツツジ
ピンク色の花、ミツバツツジ(あかまつのみち)
写真:朱色の花を咲かすヤマツツジ
ヤマツツジも花数を増やしています(クワガタムシの森)
写真:ブラシ洗いのように小さい花をたくさんつけたウワミズザクラ
桜の仲間、ウワミズザクラ(センター裏の道)

令和4年4月7日(木曜日)

写真:センボンヤリの花、全体的に小型のタンポポの様
センボンヤリ(あかまつのみち)

あかまつのみちの日当たりの良い園路沿いにセンボンヤリが咲いているのを見つけました。花弁の裏が紫色を帯びていることから別名をムラサキタンポポと言います。

令和4年4月6日(水曜日)

写真:ガードレールにとまるシオヤトンボ
シオヤトンボ(友の会田んぼ)

駐車場を降り、森の入口までの舗装道路を歩いていると、ガードレールから何かがふわっと飛びたち、すーっと円を描くように飛んで、少し先のガードレールにとまりました。そーっと近づくとシオヤトンボです。シオヤトンボは、園内では春一番に羽化するトンボです。

令和4年4月3日(日曜日)

カッコソウは、桐生市とみどり市周辺の山にだけ分布するサクラソウ科の植物です。そんな貴重なカッコソウについて詳しく知ることができる観察会を、例年4月初めに開催しています。
レクチャールームでカッコソウについての解説のあと、歩いて5分ほどの園内にある移植地へ移動しました。3月27日に咲き始めたカッコソウは移植地の柵の中で10株以上に増え、一つの茎に3つ、4つ花をつけている株もあります。よく見ると丸い大きな葉の周辺には地下茎で増えた小さな葉がでています。参加者とカッコソウを見学した後は園内を散策しました。丁度、産卵のために池に集まってきているアズマヒキガエルやシュンラン、シハイスミレ、タチツボスミレ、ヤマザクラ、チョウジザクラ、エドヒガンなどの花を楽しみました。

カッコソウが咲いている間、駐車場と移植地近くには花と同じピンク色の旗を目印に設置しています。ネイチャーセンターにはレンジャーが常駐し、園内地図がありますので、お声がけください。

写真:カッコソウについての動画を見る参加者
カッコソウ観察会での講話
写真:柵の中のカッコソウを観察する参加者
観察の森のカッコソウ移植地
写真:1つの株に5つの花が咲いているカッコソウ
カッコソウの花
写真:木道の上から沼をのぞく参加者たち
園内の散策(イトトンボの沼)
写真:池をめざし、落ち葉の中を歩くアズマヒキガエル
アズマヒキガエル(メスとその背中にしがみつくオス)
写真:光があたり花弁が透き通って見えるシュンラン
シュンラン(さくらのみち)
写真:カッコソウの花と同じピンク色ののぼり旗
カッコソウ移植地近くに設置されたピンク色の旗

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は役に立ちましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

都市整備部 公園緑地課
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:747 ファクシミリ:0277-45-0088
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。