桐生自然観察の森 園内情報 令和5年3月

ページ番号1022461  更新日 令和5年3月31日

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令和5年3月26日(日曜日)

写真:大きな葉の下にピンク色のカッコソウが2つ咲いている
カッコソウ

園内のカッコソウ移植地で濃いピンク色のカッコソウが咲きはじめました。カッコソウは、世界で鳴神山(群馬県桐生市とみどり市)のみに分布するサクラソウの仲間で、観察の森では3月下旬から4月上旬に花を咲かせます。
4月2日(日曜日)には「カッコソウ観察会」を開催し、移植地へご案内します。定員20名、先着順ですので、お電話でお申し込みの上、ご参加ください。

令和5年3月26日(日曜日)

写真:ヤブツバキの花が水面に浮かぶ池を覗き込む参加者たち
池の中をのぞく参加者

「早春の観察会」は雨の中、ネイチャーセンター近くの水辺をめぐり、アズマヒキガエルのひも状の卵塊、ヤマアカガエルのオタマジャクシなどを観察しました。森の中では、ヤブツバキ、チョウジザクラ、カタクリ、コスミレなどの早春の花を見ることができました。散策の後は、ネイチャーセンター内に季節展示している「カタクリの一生」、生態系クイズコーナーの解説を参加者に聞いていただきました。

写真:6年以上かけてカタクリの球根が育つ様子を標本で展示している
季節展示「カタクリの一生」
写真:食べて食べられる生態系の様子を表した図とクイズボード
新作展示「森の生態系クイズ」

令和5年3月23日(木曜日)

駐車場の近くにある田んぼとイトトンボの沼でアズマヒキガエルが盛んに鳴いています。あじさいのみち、さくらのみちでは山から下りてきた何匹ものアズマヒキガエルが園路を横切り、沢に降り、落ち葉や岩を乗り越えて水辺へと向かって行きます。水辺では、メスをめぐりオスがカエル合戦をくりひろげています。水辺が賑やかになるのはこの数日だけで、産卵が終わるとアズマヒキガエルは山に帰っていきます。

写真:園路を同じ方向に向かって進む4匹のアズマヒキガエル
園路を渡る何匹ものカエル
写真:大きなメスの背にしがみつく小さなオス
メスの背にしがみつくオス
写真:沼の中で数匹のカエルがしがみつきあって団子状になっている
沼の中で繰り広げられるカエル合戦

令和5年3月17日(金曜日)

写真:下向きに咲くチョウジザクラの花にしっかりとつかまるイカリモンガ
チョウジザクラとイカリモンガ(さくらのみち)

ダンコウバイ、アブラチャン、マンサク、キブシ、コブシ、ミヤマウグイスカグラ、ヤブツバキなどの花数が増えています。チョウジザクラの花の下まで来ると、ブンブンと賑やかな音がし、たくさんのコマルハナバチやイカリモンガが吸蜜に訪れていました。

令和5年3月12日(日曜日)

写真:下向きに花を咲かすカタクリ
カタクリ(管理ヤード)

管理ヤードの雑木林の斜面でカタクリの花が咲きました。 カタクリは花が咲くまで7年から8年もの年月がかかる植物です。充分な養分を鱗茎(りんけい)という部分に蓄えるのに年数が必要なためです。

令和5年3月9日(金曜日)

写真:青空に映えるコブシの白い花
コブシ(ネイチャーセンター前)

暖かい日が続き、コブシの花が咲き始めました。枝の高い所で咲いている大きな白い花は、青空の下、日をあびてまぶしいばかりです。

写真:毛皮の冬芽から白い花弁がひらいたコブシ
10センチメートルほどのコブシの花

令和5年3月1日(水曜日)

日差しが暖かくなり、越冬していた昆虫たちが日向ぼっこしています。

写真:とんがった頭部が天狗のようなテングチョウ
テングチョウ(サンコウチョウの森)
写真:羽を広げると光沢のある青紫色が美しいムラサキシジミ
ムラサキシジミ(植生回復ゾーン)

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