桐生自然観察の森 園内情報 令和4年11月

ページ番号1022091  更新日 令和5年1月20日

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令和4年11月28日(月曜日)

サワガニの沢でチョッチョッと鳴き声が聞こえます。鳴き声のほうに目を凝らすと、斜面と木の根の間にできた隙間からチョコチョコと動く影が見えます。しばらく静かに待っていると、隙間からミソサザイが出てきました。

写真:保護色で見つけにくい、茶色い小鳥のミソサザイ
木の根にとまるミソサザイ

令和4年11月23日(水曜日/勤労感謝の日)

「巨樹めぐり~巨樹・古木を見に行こう~」を開催しました。
今年はみどり市東町にある5本の巨樹を見て回りました。 全国巨樹・巨木林の会の方に、巨樹だけでなく、それが生えている神社などの歴史解説もしていただきました。雨の中、参加者が実際に幹回りの計測を経験して、巨樹の大きさに改めて感動の声をあげていました。

写真:参加者がメジャーで幹まわりを測っている
胸高幹回りの測定 
写真:巨樹を見上げながら話を聞く参加者
巨樹と神社の歴史解説 

令和4年11月20日(日曜日)

冬のバード・ウォッチング(11月から2月までに全5回開催)が始まりました。
参加者は、駐車場に集合し双眼鏡の使い方のレクチャーを受け、駐車場周辺の雑木林を観察しながら指導員と歩いていきます。観察の森へ入るとグループに分かれ、ちごゆりのみち、植生回復ゾーン、イトトンボの沼などを歩きながら鳥を探しました。
今回のバード・ウォッチングでは12種の野鳥が確認されました。
イカル・ウグイス・カケス・ハシブトガラス?・コゲラ・シジュウカラ・ノスリ・ヒヨドリ・ミソサザイ・メジロ・ヤマガラ・ルリビタキ

写真:園路から雑木林の野鳥観察
歩きながら観察(イトトンボの沼)
写真:スコープを覗く参加者
スコープで観察(ネイチャーセンター前)
写真:枝をチョコチョコと動き回るシジュウカラ
枝にとまるシジュウカラ
写真:青い頭に白色のお腹のルリビタキ
ルリビタキのオス(2021年1月18日撮影)

令和4年11月18日(金曜日)

森の木々は、紅葉真っ盛りです。種類によって黄色、オレンジ色、赤色と色とりどりです。

写真:いろいろな色に色づいた木々
ネイチャーセンター前
写真:真っ赤に色づいたイロハモミジ
イロハモミジ(ハンミョウ広場)
写真:落ち葉の積もった園路
キアゲハの丘は落ち葉の道

令和4年11月9日(水曜日)

ネイチャーセンター裏のエノキの葉が黄葉し始めました。エノキの根元に落ちた葉を探すと、イモムシがいました。これはオオムラサキの幼虫で、落ち葉にくっついて冬を越し、来年の夏にチョウ(成虫)になります。

写真:エノキの大木を下から見上げると黄葉した葉の隙間から柔らかい光が入ってくる
黄葉したエノキ
写真:2センチメートルほどの小さなイモムシ
オオムラサキのイモムシ(幼虫)

令和4年11月7日(月曜日)

写真:トチノキの葉は緑から黄色へとグラデーションに変化している
黄葉したトチノキ(ハンミョウ広場)

季節が秋から冬へと向かう11月、ボランティア団体「桐生自然観察の森友の会」の主催で2つのイベントを行います。どちらも、申込み、参加費は必要ありませんので、興味のある方は、当日ネイチャーセンターへお越しください。

  • 自然と遊ぼう
    • 日時:11月13日(日曜日)午前10時から正午まで
    • 内容:ドングリや竹の皮、クルミの実、木の蔓(つる)を使って、いろいろな物を作ってみましょう。大人も子供も楽しめます。
  • モニ1000ミーティング~たかが10年、されど10年~
    • 日時:11月13日(日曜日)午後0時30分から午後4時まで
    • 内容:環境省が実施している生きもの調査「モニタリングサイト1000」に、観察の森友の会は2009年から植物相、チョウ類、カエル類、ホタル類、鳥類、中・大型哺乳類の6分野で参加しています。今回はこれまでの10年間の結果をまとめ、発表します。
写真:トチノキに二人がかりで菰を巻いている
こも巻きの作業

ハンミョウ広場のトチノキに菰(こも:わらなどを編んだもの)を巻きました。寒さの厳しくなる冬の間、ネイチャーセンター周辺の樹木に菰を巻き、そこで虫たちに冬越しをしてもらいます。保育園や幼稚園などの子どもたちが来園した際には、そっと中をのぞいて、テントウムシなどが身を寄せ合っている様子を観察します。

令和4年11月6日(日曜日)

「俳句入門(自然と親しむ吟行会)」を開催しました。毎年、時期を変えて季節の俳句に詠んでいます。
秋晴れの園内を参加者は講師の方々と散策し、アケビやマムシグサの実、木漏れ日の差すトチノキやカツラ、ジョロウグモやアカトンボなどをみつけ、俳句の世界ではどんなふうに表現するかを教えていただきました。いろいろな日本語の表現に参加者は感心しながら俳句作りを楽しみました。

写真:木の下で空を見上げる参加者
木漏れ日を見ながら
写真:参加者に寄り添う講師
季語を教わりながら

写真:薪ストーブが燃えている様子

11月初めの戌の日、ネイチャーセンターにある薪ストーブの火入れ式を行いました。 職員一同が見守る中、焚き付け用の細い薪を入れ、点火します。園内で伐採し、乾燥させた薪に火が燃え広がっていきました。
自然観察の森は、市街地よりも寒いですが、ネイチャーセンターの薪ストーブに温まりに来てください。

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