藤生沢のお角サクラ
- 指定年月日
- 昭和55年4月11日
- 区分
- 市指定天然記念物
- 所在地
-
桐生市新里町新川3253
- 所有者
- 個人
- 詳細
-
大きさ:目通り3.2メートル、根元回り4.5メートル、樹高10メートル、樹木幅(最大)12メートル、(最小)9メートル
樹齢:不詳
当主の角之丞が建久7年(1196)に天満宮を祀り、その記念に植えたものだと伝えられている。そして、娘の“お角”にちなんで「お角桜」というようになったという。また、万延元年(1860)に、桐生の土屋半渓という文人が、絵巻物に「新川村の境、於角桜と唱える樹、新井定石衛門庭先前在之也」と書き記している。
現在のサクラは二代目で、初代のサクラは、昭和23年に枯れ、二代目のサクラはそれ以前に根元から芽吹いていたものである。大正15年の新川郷土資料には、このサクラの周囲が1丈6尺1寸(約4.88メートル)もあり、花見の時期には詩人・墨客(ぼっかく)がきて大いににぎわった、と記されている。4月上旬ころには春爛漫と咲き誇る。
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