沢入観音堂のイボ石[地質・岩石等]

指定文化財について
- 名称及び員数
- 沢入観音堂のイボ石(さわいりかんのんどうのいぼいし) 1基
- 区分
- 桐生市指定天然記念物[地質岩石等]
- 指定年月日
- 平成27年4月14日
- 所在地
- 群馬県桐生市黒保根町上田沢(沢入観音堂下)
- 公開情報
- 常時見学可
- その他
- 駐車場・トイレ:無し

- 概要
-
沢入観音堂のイボ石は、群馬県桐生市黒保根町の北部、沢入川上流の沢入観音堂下、新観音橋脇に、他の石造仏と共に存在する。
イボ石の名称はその形状によるもので、放散虫の化石を中心の核として堆積岩中の珪酸や炭酸塩が球状に固まり接触変成岩化したもので、母岩より固くイボが集まったように見えることに由来する。
文化財に指定された「イボ石」は黒保根町沢入川上流地域の、中生代ジュラ紀の放散虫化石の地層からその一部が何らかの作用で分かれ、沢入川を下る過程で角が取れて現在の形となり、観音堂下の新観音橋のたもとに流れ着いたと考えられる。 - 放散虫とは
- 原生動物肉質綱放散虫目の海洋性プランクトンの総称
死骸は柔泥として海洋底に堆積する。微細なため肉眼で確認することは難しい。化石は主にチャートなどに含まれる。多種多様で、化石を含め約1万種、 現生種は1000種ほどである。 - 接触変成岩
- 溶岩の高熱と圧力により周囲の泥岩や砂岩などが「接触変成作用」で変化した岩石。
- 年代
- 中生代ジュラ紀(およそ1億5~6千万年前)
- 形状
- 正面形は、先端がやや尖る不規則な多面体である。全体に放散虫化石が入ったノジュールが明瞭に確認できる。
- 大きさ
- 高さ:約70センチメートル、幅:約70センチメートル
桐生市指定天然記念物 沢入観音のイボ石
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