サクラソウ
桐生市指定天然記念物
サクラソウ
- 指定年月日
- 昭和51年9月5日
- 区分
- 天然記念物
-
B地区
所在地、面積
-
群馬県桐生市新里町赤城山923-352の一部
2,822平方メートル -
C地区
所在地、面積
- 群馬県桐生市新里町板橋810-3の一部 (サクラソウふれあい公園内)
1,256平方メートル - 指定物件
- 新里のサクラソウ群落 2群(2か所)
- 分類
-
サクラソウ目・サクラソウ科・サクラソウ属の多年草
- 特徴
- 花弁は紅紫色で5つに裂け、その株により長いものと短いものがある。
林間の適度な日陰の湿性地や原野の草間に生じる。
日本では北海道南部、本州・九州の高原や原野に分布する。
江戸時代の中頃から末にかけて武士階級を中心に観賞植物としての栽培が流行し、品種改良により現在でも流通する株が生まれている。 - 駐車場
-
- B地区:無し
- C地区(サクラソウふれあい公園):有り(約20台)
- 新里町のサクラソウ
- 新里町のサクラソウは、昭和30年代頃までは標高300メートル付近の鏑木川流域や、その支流に多く群生していたが、昭和40年代からの樹木の伐採等、開発による自然環境の変化に伴い減少し、現在は赤城山地区、板橋地区などにわずかに残るのみである。
新里町のサクラソウ群落は、旧新里村時代の昭和51年9月に、赤城山地区の鏑木川源流付近の自生地がA地区(現在の県指定天然記念物)、その下流の自生地がB地区、板橋地区の自生地がC地区(現在のサクラソウふれあい公園)として、3か所が村指定天然記念物に指定された。
平成8年3月には、赤城山地区のA地区が広範囲で良好な植生を維持していることから、関東地方における自生地としても希少な存在であるとして、群馬県指定天然記念物に指定された。
サクラソウ B地区
鏑木川源流域の県指定天然記念物サクラソウ群落より900メートルほど南下した左岸の河岸段丘上に存在する。植生は少ないが毎年の開花期には花をつける。
サクラソウ C地区 サクラソウふれあい公園
B地区の鏑木川源流が南西へ流下し、下流の鏑木川と合流する付近の県道336号梨木・香林線の東側にサクラソウふれあい公園が整備されている。
公園南側の河岸段丘斜面にサクラソウの群生がみられ、毎年開花している。
桐生市指定天然記念物 サクラソウ C地区(サクラソウふれあい公園)
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