地元企業を支援する連携体制「りょうもうアライアンス」

ページ番号1010108  更新日 平成29年4月1日

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新たな連携体制「りょうもうアライアンス」の組織について

群馬大学、前橋工科大学、足利工業大学、群馬工業高等専門学校の4機関は、地元企業支援のために、新たな連携体制「りょうもうアライアンス」を組織します。

りょうもうアライアンスとは?

アライアンスとは、「同盟」や「複数団体同士の連携・協力」という意味を持つ言葉です。

これまで、群馬大学、前橋工科大学、足利工業大学、群馬工業高等専門学校の4機関は、個別に企業との連携を進め地域貢献に取り組んできました。しかしながら、各機関単独での活動では専門性の偏りや設備の不足などによる限界があり、地元企業の期待に応えきれていないことが課題となっていました。

そこで、4機関が連携し、企業等から技術相談や研究依頼などを受けた場合に、相互に最適な機関へ紹介しあうことで「取りこぼしの無い企業サポート」を実現するために、4機関による連携体制「りょうもうアライアンス」を組織し、平成28年9月22日に桐生市内で協定の調印式を行うこととなりました。

りょうもうアライアンスの活動

りょうもうアライアンスは

  1. 取りこぼしの無い企業サポートを目的とし、企業からの依頼分析や技術相談を4機関で相互紹介すること
  2. 各機関の教育研究力の向上を目的とし、4機関で分析装置や大型設備を共同利用すること
  3. 技術力と実務経験を有した即戦力学生の早期育成を目的とし、マイスター育成プログラムを実施すること

の三本柱から成り、両毛地域の教育研究の高度化、新技術開発、新産業創出に貢献します。

りょうもうアライアンス協定の締結により、各機関は、基本的には企業支援活動をこれまで通りに行いますが、もし対応できない案件に直面した場合は他機関へ協力を求め、一体となって企業の幅広い要望に応えます。

今後の展望

大学と高等専門学校が、さらに国立、公立、私立の設置主体の異なる機関が連携をして地元企業の商品開発活動や技術開発活動をサポートする取り組みは全国で初めての試みです。それぞれの機関が築いてきた強みや特性を両毛地域の共通の財産と捉え、それを地域に還元することで、地域全体が元気になることが期待されます。

りょうもうアライアンスキックオフシンポジウムの開催について

群馬大学、前橋工科大学、足利工業大学、群馬工業高等専門学校の4機関による「キックオフシンポジウム」が平成28年9月22日(木曜日)に桐生市市民文化会館にて開催されました。

画像:りょうもうアライアンスキックオフシンポジウム 平成28年9月22日(木曜日)に開催

りょうもうアライアンスの使い方(企業の皆様向け)

  1. ものづくりにおいて、技術的な問題を解決したい、大学や高専と共同で開発したい、分析をして欲しい、と思うことがありましたら「前橋工科大学地域連携推進センター」、「足利工業大学総合研究センター」、「群馬工業高等専門学校地域連携テクノセンター」、「群馬大学機器分析センター」のいずれかにご連絡下さい。連絡先については、本ページ最下部のリンク先をご覧ください。
  2. これまでに特定の機関と協力関係にあった場合、まずはそちらにご連絡いただくと良いかもしれません。
  3. 最初に問い合わせた機関と相談していただき、その機関で対応できそうな場合は、そのまま進めていきます。
  4. 最初に相談した機関で対応できない場合、その案件を他の3機関に展開し対応可能な機関を探します。
  5. 対応可能な機関が見つかった場合はその機関を紹介します。また、対応可能機関から連絡が入ります。
  6. どの機関にも対応できる教員や装置がない場合、その旨を連絡します。

最初にいきなり大学等に問い合わせるのは敷居が高く感じられるといった場合、桐生市が仲介し、群馬大学機器分析センターへ橋渡しさせていただくことも可能です。お気軽に、産業政策課(桐生市役所新館3階、電話0277-46-1111、内線563)へご連絡ください。

画像:りょうもうアライアンスの使い方

詳細とお問い合わせ

りょうもうアライアンスの詳細とお問い合わせ先については、下記のリンク先をご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

産業経済部 商工振興課
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:563 ファクシミリ:0277-43-1001
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