桐生自然観察の森 園内情報 令和6年9月

ページ番号1024409  更新日 令和7年1月15日

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令和6年9月28日(土曜日)

ネイチャーセンターでは、ナミアゲハ、キアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハなどの幼虫を飼育しています。それぞれの幼虫が食べる葉が違うため、種類ごとにケースを分けています。幼虫は種類によって形も模様も様々です。これらの幼虫は蛹になり冬を越し、春に羽化します。

写真:キアゲハには人参の葉、ナミアゲハには柑橘の葉を入れたケースがずらりと並んでいる
種類ごとに分けた飼育ケース
写真:ブラシのような柔らかい突起を持つイモムシ
ジャコウアゲハの幼虫
写真:葉の裏に糸を張り蛹になる準備をしている緑色のイモムシ
ナミアゲハの前蛹

写真:黄色に黒、青、赤、ドレスのような色彩のチョウ
羽化したキアゲハ

令和6年9月27日(金曜日)

今日園内で出会った生きものを紹介します。

まずヒバカリの幼蛇。ミミズと同じくらいの大きさです。昔は、噛まれたらその日ばかりの命になってしまう毒蛇と思われていたのでこの名が付きました。実は毒はありません。

写真:首に白い模様があるヒバカリとう名の蛇
首に白い模様があるヒバカリ

次に、黒に白いラインが目立つホタルガ。全体が黒くて頭だけ赤い体色がホタルを思わせることからこの名が付きました。

写真:木に止まっている、黒と白の翅と頭の赤が綺麗なホタルガという蛾
黒と白の翅と頭の赤が綺麗なホタルガ

最後にヤマジノホトトギス。ホトトギスの胸にある斑点と山路で見かけることからこの名が付きました。近年シカに食べられて数が減っています。

写真:白い花びらに紫の水玉模様があるヤマジノホトトギスという花
白い花に紫の水玉模様のヤマジノホトトギス

令和6年9月22日(日曜日)

「キノコの観察会」を開催しました。
園内で見つけたキノコは講師から種名やその生育環境等の説明を受けてから採取し、レクチャールームでさらに詳しい説明を受けました。参加者は講師にキノコについて質問をしながら、多種多様なキノコの世界を楽しみました。

観察できたキノコ
イグチの仲間、ウスタケ、カメムシタケ(冬虫夏草の仲間)、カワラタケ、カワリハツ、キツネタケ、クロコブタケ、クロチチタケ、コテングタケモドキ、シロツルタケ、チャウロコタケ、チャオニテングタケ、ツチグリ、ツルタケ、ナラタケモドキ、ホウキタケの仲間、ノボリリュウの仲間、ハリガネオチバタケ、フクロツチガキ、フウセンタケの仲間

写真:雨の中かっぱを着てキノコ探しをする参加者たち
園内散策
写真:採取したキノコを並べたテーブルの前で子どもたちが講師の話を聞いている
キノコの説明

令和6年9月19日(木曜日)

写真:カエデの葉を食べる大きなイモムシ

ネイチャーセンター前にあるイロハモミジでシャチホコガの仲間、ギンモンスズメモドキの幼虫を見つけました。さて頭は左右どちらにあるでしょうか。答えは右です。角のように見えるのは尾脚といって変わった形のイモムシです。イロハモミジの葉っぱがほかのところより少ないところを探すと見つけることができると思います。落ちているふんを探すのも大きな手掛かりに。みなさんも探してみてください。

令和6年9月15日(日曜日)

「森と生きもの親子教室」を開催しました。9月のテーマは「キノコ観察」です。家族毎にバケツをもってオオムラサキの森やさくらのみちでキノコを探しました。キノコが落ち葉と同じ色のため最初は見つけられませんでしたが、目が慣れてくると次から次へとキノコを見つけ、とても盛り上がりました。今回は、前期5回の森と生きもの親子教室の最終回のため、各回に書き溜めてきた生きものマップを家族毎に発表し、終了証をもらいました。 保護者の方からは「子供の成長が見られて良かった」と感想をいただきました。

写真:プロジェクターを見ている親子たち
キノコのお話
写真:しゃがんで落ち葉のつもった場所を探す親子
キノコ探し
写真:図鑑とキノコを見比べるお母さんと娘さん
キノコ調べ
写真:所長から子どもたちへ賞状を渡す
修了証の授与

令和6年9月13日(金曜日)

写真:赤紫色が目立つツリフネソウの花
ツリフネソウ

管理ヤードでツリフネソウが咲き始めました。

イラスト:花の枝が花の上から出ている
横から見たツリフネソウの花

横から見ると、船が吊られているように見えます。

令和6年9月12日(木曜日)

写真:赤い色のタマゴタケの成菌が2本並んで生えている
タマゴタケ

ノスリ観察舎で一休みしたあと、みはらしのみちの木段を下っていたら、赤いキノコ『タマゴタケ』を見つけました。辺りを見渡すと、いろいろな形のたくさんのタマゴタケに出会えました。

写真:白い卵(外皮膜)からすこしキノコの赤い部分が見える。

写真:キノコの傘が開いていない小さいタマゴタケ

写真:もうすぐ傘が開くタマゴタケ


近くに、白いトゲトゲのキノコも生えていました。

写真:白くて全体がトゲトゲしているキノコの幼菌

令和6年9月9日(月曜日)

令和5年度に防獣扉と防獣柵を高くして、イトトンボの沼の周りを覆っ囲ったことで、草花をシカに食べられず緑が生い茂ってきました。センニンソウ、ヌスビトハギ、ミズヒキ、ミゾソバ、ハッカなどが花を咲かせています。

写真:真っ白な十字の花のセンニンソウ
センニンソウ
写真:白と紫の小さな花が並んで咲くヌスビトハギ
ヌスビトハギ

令和6年9月8日(日曜日)

写真:翅を指でそっとはさんで、外に出されたオニヤンマ、緑の大きな目がギョロリとしている
オニヤンマ

レクチャールームの窓辺でトンボが外に出られなくなっていると話がありました。体長10センチメートルはあるオニヤンマを虫取り網でなんとか捕まえて、外に出すことができました。

令和6年9月7日(土曜日)

写真:つぼが横を向いたような形の小さな花
オオヒナノウスツボ

観察の森のボランティアの方が、環境省の実施している「モニタリングサイト1000」の植物調査を実施しました。毎月、決められた園内8つのコースを歩いて、どの植物に蕾ができたか、花が咲いたか、実が付いたかをチェックします。ボランティアの方から「バッタが原で初めてオオヒナノウスツボを見つけた」との報告を受けて、場所を確認すると、オオムラサキの森に入る橋のたもとで花を咲かせていました。約1センチメートルの暗紫色の花に黄色い葯が目立ちます。足場の悪い場所のためシカの食害を免れたのでしょうか。

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