桐生自然観察の森 園内情報 令和7年2月
令和7年2月28日(金曜日)
黄色いリボンの様な花びらのマンサクが、見頃を迎えています。
語源は、枝いっぱいに花を咲かせるので満作、また、春に「まず咲く」がなまったとの説もあります。園内でも他の花より早く、まず咲きます。
令和7年2月27日(木曜日)
ぽかぽかと暖かい陽気に誘われて、成虫で越冬していたウラギンシジミが飛んでいました。
裏翅は銀白色で、飛んでいる姿がキラキラ見える素敵な蝶です。
令和7年2月21日(金曜日)

イトトンボの沼の一番大きな沼の清掃作業中に堆積していた落ち葉の間からミズカマキリが出てきました。体長5センチメートルほどで体長と同じくらい長い呼吸管を持ちます。エサを捕まえるための前脚は陸上のカマキリと同じで鎌状になっています。

駐車場近くの田んぼで、ヤマカガシの幼蛇(仔ヘビ)が死んでいました。暖かい日が数日続いた2月半ばの陽気に誘われて出てきたものの、再び戻ってきた寒さで凍死したのではないかと思われます。ヘビは変温動物のため、気温が下がると動きが鈍くなります。幼蛇には、きっと耐えられない寒さだったに違いありません。きれいな状態で見つけられた2匹は、ネイチャーセンターで展示しています。
令和7年2月17日(月曜日)
昨日の夕方、ヤマアカガエルのキャララララという鳴き声を聞いたので、今日の午後イトトンボの池を回ると、水の中に卵塊(らんかい)を8個見つけました。まだ産みたてで透明なゼリー状のものに包まれた卵の集まりは黒々としています。サンコウチョウの池を見に行くと、斜面の藪でガサガサと音がするので目を凝らすと、園路にヤマアカガエルが飛び出してきました。お腹が大きく横に広がっている様子から産卵前のメスのようです。池まで数メートルですが、人間に見つかったため体を低くしてじーっとしていました。


和7年2月16日(日曜日)
「冬のバードウォッチング〜第5回〜」を開催しました。今回、野鳥観察を初めての参加者が多く、双眼鏡の使い方を勉強してから観察会を始めました。クワガタムシの森やオオムラサキの森、バッタが原を歩きながらゆっくりと野鳥を探しました。のんびりした和やかな観察会となりました。
今回のバードウォッチングでは18種の野鳥が確認されました。
アカゲラ、ウグイス、エナガ、カケス、キセキレイ、コゲラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、シロハラ、ノスリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、ミソサザイ、メジロ、ヤマガラ、ルリビタキ
令和7年2月9日(日曜日)
「里山しごと体験講座~第4回~」を開催しました。
前半は防獣柵の設置です。昨日の雪が残るオオムラサキの森で、残りの部分を設置し、総延長230メートルの防獣柵の完成です。後半は講師から、これまでの講座を振り返りつつ、雑木林に生息する野生動物の話、罠の話、整備した場所の今後の展望を聞きました。
参加者からは「普段、街中では気が付かないシカの被害について初めて知りました」「シカの食害を元に戻す作業を大勢の人と協力できて良かった」「オオムラサキの森が植物だらけになると良いな」などたくさんの感想をいただきました。


令和7年2月5日(水曜日)
かやのみちで、リュウキュウサンショウクイを見つけました。
目のところの黒い一文字模様(過眼線)が、かわいらしい鳥です。
本種は南西諸島が分布の中心でしたが、温暖化の影響で近年北上してきています。
令和7年2月2日(日曜日)
「森と生きもの親子教室」を開催しました。2月のテーマは「春の訪れ見つけてみよう!」です。
雨の中、茶色くなっても葉を落とさないヤマコウバシの木やトチノキの冬芽、コモの中で越冬するテントウムシなどを観察しました。今回は講座の最終回で、家族ごとに生きものマップを発表し、修了証をもらいました。




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