OKIYA GUEST HOUSE & TAPAS BAR(オキヤゲストハウス&タパスバー)【桐生市商業者情報発信サイト】

ページ番号1019696  更新日 令和4年3月23日

印刷大きな文字で印刷

事業内容:民泊、飲食店(タパスバー)
キーワード:群馬県起業支援金

写真:店舗外観その1

旅好きな二人

写真:オーナーの高橋さんとガブリエルさん

オーナーの高橋さんとアルゼンチン人の夫ガブリエルさんは大の旅行好き。これまでも数多くの国々を旅してきたそうです。そんな二人の出会いも旅先でのことで、ペルーのクスコで観光バスに隣り合って座ったのがきっかけ。その後、初めて日本を訪れたガブリエルさんは、すっかりこの国の歴史・文化を気に入り、文字通りカバン2つに彼の人生のすべてを詰め込んで再び来日すると、高橋さんと結婚。高橋さんの出身地である桐生の地でともに人生を歩んでいくことになりました。
一緒に新しい仕事を立ち上げようと考えていた高橋さんとガブリエルさん。高橋さんが想い描いていたのは、ガブリエルさんとの海外旅行でその魅力を知った「ゲストハウス」を運営すること。一方、ガブリエルさんは造詣の深いワインと自身が得意とする地中海料理を提供する「タパスバー」の開業を考えていました。

築100年の「置き屋」との出会い

写真:店舗外観と置屋の案内ボードの二枚横並び

夢の実現に向けて物件探しを始めた二人は、たまたま食事をしたファミリーレストランの駐車場から見えた一軒の古民家に目が留まりました。「私もガブリエルも『一目惚れ』でした」と高橋さん。すぐに古民家の持ち主に連絡をとって内覧すると、その趣きある雰囲気が二人のイメージにぴったりとはまり、ここでゲストハウスとタパスバーを開業することを決心しました。
桐生駅近くの好立地にありながら、隠れ家的な佇まいの古民家は、築100年以上のもので、その昔桐生が花街として栄えていた頃には、多くの芸者を抱える「置き屋」として使われていたそうです。「この古民家が持つ歴史とストーリーを最大限活用することで、桐生に残る文化や伝統を世界中に発信していく施設にしたかった」とガブリエルさん。そんな想いを抱きながら、古民家の1階をタパスバー、2階をゲストハウスに改装し、令和2年9月に「OKIYA GUEST HOUSE & TAPAS BAR」(以下、オキヤ)がオープンしました。

二人のこだわりを詰め込んで

写真:ゲストハウス内観その1

ゲストハウスの客室は床の間のある純和室。和ガラスと木枠の窓や障子など、できる限り古民家の持つ和の趣きを残しつつ、利用客に安心して過ごしてもらえるよう清潔感のあるつくりになっています。「ほかの宿泊客と気軽に知り合いになれるのもゲストハウスならではの醍醐味」と高橋さん。カフェ感覚でコーヒーを飲みながら宿泊客同士が会話を楽しめる共有スペースもあり、そこで意気投合したら、すぐに1階のタパスバーでおいしい食事やお酒をともにできるのはオキヤならではの強みとなっています。
そのタパスバーでは、ガブリエルさんが振る舞う本場の地中海料理やアルゼンチンの郷土料理が魅力で、スペイン語で「小皿料理」を意味するタパスは実に種類が豊富。ガブリエルさんが厳選したアルゼンチン産ワインによく合います。「本場スペインで修行を積んだパエリアは自慢の一品。アルゼンチンの郷土料理であるエンパナーダは私の祖母から受け継いだ秘伝のレシピ。おいしいワインと一緒に是非とも味わってほしい」とガブリエルさん。

写真:和ガラスの窓、障子の二枚横並び

異文化コミュニケーションの拠点として

写真:タパスバー内観

オキヤの開業にあたり、「群馬県起業支援金」を活用した高橋さん。「最大200万円の補助金は魅力的。自分たちのビジネスプランをわかりやすく伝えることの重要性も学んだ」と当時を振り返ります。群馬県起業支援金の申請に際しては、桐生商工会議所や市(商工振興課)に何度も足を運び、頭の中に想い描いていたオキヤの構想を目に見える計画に落とし込んでいったそうです。
そんなオキヤが目指すのが「異文化コミュニケーションの拠点」。日本語はもちろん、英語・スペイン語に対応できるのがオキヤの強みですが、海外のゲストハウスを利用して、一番思い出に残っているのが「現地の人たちとのふれあい」だったという高橋さんとガブリエルさんは、オキヤを「桐生の人たちと外国の人たちが楽しく交流できる場所」にしたいと考えているそうです。「オキヤを訪れたすべての人たちに、桐生の持つローカルな魅力を知ってもらい、今までにない感動体験をしてもらいたい」と最後にガブリエルさんが語ってくださいました。

写真:エンパナーダとパエリアとワインの三枚横並び

編集後記(職員から一言)

写真:店舗外観その2

築100年の古民家を改装したオキヤさん。
海外経験豊富な二人が手がけるゲストハウスとタパスバーは、日本の伝統的な文化と西洋的なエッセンスがブレンドされた今までにない魅力的な空間となっています。桐生界隈の観光拠点として宿泊するもよし。もちろん、ディナーやランチでタパスバーだけの利用もできます。
ガブリエルさんが振る舞う地中海料理やアルゼンチンの郷土料理はどれも絶品!ワインの品揃えも豊富で、定期的に音楽ライブが開催されたりと、何度足を運んでも楽しいひとときを過ごせます。外国の方の利用も多いオキヤさんで、あなたも異文化コミュニケーションを味わってみてはいかがでしょうか?

店舗情報

店舗名
OKIYA GUEST HOUSE & TAPAS BAR
所在地
桐生市末広町1番14号
代表者
高橋裕子
事業内容
民泊、飲食店(タパスバー)
電話
0277-43-0048
Eメール
info@okiyaguesthouse.com
営業時間

【ゲストハウス】
チェックイン:午後3時
チェックアウト:午前10時
【タパスバー】
木曜日~土曜日:午後5時~午後11時
日曜日:正午~午後5時

定休日

【ゲストハウス】
なし
【タパスバー】
月曜日、火曜日、水曜日

オキヤ(ホームページ)二次元コード

オキヤ(ユーチューブ)二次元コード

オキヤ(インスタグラム)二次元コード

オキヤ(フェイスブック)二次元コード

オキヤ(ツイッター)二次元コード

店舗地図

地図

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は役に立ちましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

産業経済部 商工振興課
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:563 ファクシミリ:0277-43-1001
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。