NEXTAGE SCHOOL(ネクステージスクール)【桐生市商業者情報発信サイト】

ページ番号1019961  更新日 令和4年2月1日

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事業内容:オルタナティブスクール
キーワード:群馬県起業支援金

写真:店舗内観その1

「明日も行きたくなる学校」を目指して

写真:代表の高澤さん夫妻

令和3年10月に開校したNEXTAGE SCHOOL(ネクステージスクール)。この民間立の学校を運営するのは高澤さん夫妻で、夫の典義さんは、小・中・特別支援学校・海外の日本人学校などで教鞭を取ってきたキャリア18年の元教師。妻の良子さんは、保育士免許のほかに小学校英語指導者資格を有し、子どもたちを指導する傍ら、2児の母として、保育士としての経験をもとに、保護者の教育相談にも応じています。
そんな二人が掲げる学校のコンセプトは「明日も行きたくなる学校」。不登校や学習意欲の低下といった学校教育が抱える課題と向き合い、個性に寄り添った主体的な学びを通して、将来、子どもたちが社会でたくましく生きていけるように教育していくことを目指しています。

子どもたちファーストの理念

写真:スクールに通う子どもたちの姿その1

小学四年生のときに出会った担任の先生が教師の道を志したきっかけだったという典義さん。とことん子どもたちに向き合ってくれる先生で、「自分もこういう教師になりたい」と強く思ったそうです。
その後、夢をかなえて教師として活躍する一方で、徐々に自分の中で教育に対する理想と現実のギャップが大きくなっていったという典義さんは、「自分にとって理想の教育を突き詰めるには、教師をやめて、自分で新たな教育の場をつくるしかない」と思い立ち、オルタナティブスクールの開設に取りかかります。「もう一つの学校」という意味を持つオルタナティブスクール。典義さんは「子どもたちに学びの選択肢を与えられる」とその意義を語ります。画一的な教育ではなく、個性を尊重し、子どもたちが本来持っている探求心を育んで、自律的・自主的に学べる環境を提供するため、子どもたちファーストの教育機関を自らの手で創り上げていきました。

自己決定力と課題解決力

写真:スクールに通う子どもたちの姿その2

NEXTAGE SCHOOL(ネクステージスクール)では、一人一台パソコンが用意されていて、ICT学習教材を活用した「基礎学習」と、自分の興味や関心に基づく「探求学習」が学びの柱。「当校では、子どもたちが自ら学ぶ内容を決めていくスタイル。『自分が解決したい課題は何なのか?』を突き詰め、自己決定力と課題解決力を養うことができます。自分で決めて、自らの力で結果を出すから成長を実感し、『自分らしさ』を育むことができるのです」と典義さん。
また、個人よりも集団が優先される学校教育では、子どもたち一人一人に十分に目を向けることが難しく、学びにつまづきがあってもケアが行き届かない可能性がありますが、NEXTAGE SCHOOL(ネクステージスクール)では、子どもたち一人一人に最適化されたeラーニング教材を使用することで、子どもたちが理解するまで1対1で指導できるのも強みとなっています。「誰も取り残されない教育をするからこそ、『明日も生きたくなる学校』になれる」と高澤さん夫妻は熱く語ります。

地元桐生の子どもたちの力になりたい

写真:スクールに通う子どもたちの姿その3

高澤さん夫妻のキャリアを活かして開校したNEXTAGE SCHOOL(ネクステージスクール)。しかしながら、二人のキャリアだけでは不足する部分もあったそうです。「一つは経営の知識。二人とも商売の経験がないので、創業スクールに参加するなどして身につけました。もう一つは開業資金で、やはりすべてを自己資金で賄うのはリスクが大きい。そんな中、『群馬県起業支援金』を活用できたのは有難かったです」と典義さん。桐生商工会議所や市(商工振興課)とのつながりが持てたのも開業の推進力になったとのこと。
最後にNEXTAGE SCHOOL(ネクステージスクール)の今後の展望を伺いました。「教師経験の中で痛感したのは、教育にはまだまだ選択肢が少ないということ。学校生活にミスマッチを感じた子どもたちが柔軟に別の道を選べるようにすることが大事だと思います。そのためには、学校と当校のような教育機関が連携していくことが求められるし、これこそが『子どもたちファースト』。自分の地元である桐生の子どもたちの力になれるよう、これからも頑張りたいです」

編集後記(職員から一言)

写真:店舗外観

NEXTAGE SCHOOL(ネクステージスクール)に一歩足を踏み入れると、その雰囲気に誰もが驚くのではないでしょうか。まるでカフェのようなお洒落でかっこいい内観。3Dプリンターやドローンが置かれていたり、壁一面が黒板になっていたり…
「学校という概念を取り払うために敢えてこのような作りになっている」と高澤さん夫妻。まるでカフェのような空間だからこそ、学校に通うことに抵抗を感じてしまう子どもでも落ち着いて学習に励むことができるのだそうです。高澤さん夫妻と元気に挨拶を交わす子どもたちの姿を見ると、こういった教育機関が街にあって本当に良かったなと思います。大人たちにいろいろな働き方が認められるようになってきた昨今、子どもたちにもいろいろな学び方が認められてもいいのではと思えるようになりました。

店舗情報

店舗名
NEXTAGE SCHOOL
所在地
桐生市錦町一丁目8番3号TCビル2-B
代表者
高澤典義
事業内容
オルタナティブスクール
電話
0277-88-9302
Eメール
nextageschool21@gmail.com
営業時間

【デイスクール】
平日:午後1時30分~午後3時20分
【アフタースクール】
平日:午後4時~午後9時50分

定休日

土曜日、日曜日および祝日

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産業経済部 商工振興課
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:563 ファクシミリ:0277-43-1001
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