器のギャラリー&旬菜カフェ「自在庵」【桐生市商業者情報発信サイト】

ページ番号1019061  更新日 令和4年3月14日

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事業内容:器ギャラリー、飲食店(カフェ)
キーワード:桐生市空き店舗活用型新店舗開設・創業促進事業補助金、群馬県起業支援金

写真:店舗外観

地元桐生への想いが出発点

写真:店主の横山さん

会社の定年退職を機に「自在庵」を開業した店主の横山さん。
定年後にやりたいことを考えたとき、「生まれ育った地元桐生を活気づけたい」という想いを強く持ったのが起業のきっかけとなったそうです。
「ここ桐生には、市外の人にも知ってもらいたい魅力が沢山ある。」
そう考えていた横山さんが注目したのは、国の登録有形文化財「旧金谷家住宅主屋」。織都の盛時を物語るこの古民家を活用し、横山さんの趣味である「器」と、旬の食材を使った料理を提供する「カフェ」を融合させて、ギャラリー兼カフェ「自在庵」は誕生しました。

「交流拠点」としての自在庵

写真:庭園と店舗内装の二枚横並び

店名である「自在庵」は、明治期に桐生織物の発展に尽くし、茶花道や俳諧に秀でた文人でもあった曾祖父、横山嘉兵衛が桐生市新宿に建てた別邸の名称で、初代群馬県令の楫取素彦が命名。当時の機業家や文人らが茶会・句会の場としたように「さまざまな人々が集う交流拠点にしたい」との思いが込められています。
「庭園を備えた落ち着いた雰囲気で器を楽しみ、食を楽しんでほしい」と横山さん。店内はゆったりとした時間が流れ、四季の変化を感じさせる庭園の木々や草花が何度来ても飽きのこない空間を演出。「日々の暮らしをていねいに」がコンセプトの自在庵では、提供するサービスの一つ一つに店主のこだわりを感じます。

こだわりの「器」と「食」でもてなす

写真:器ギャラリー

器ギャラリーでは、横山さん自身が器作家を訪ねて選んだ備前や唐津などの焼き物を展示。伸び盛りの若手・中堅作家の作品を中心に揃えられており、古民家の趣きある雰囲気の中で、じっくりと器の鑑賞に集中することができます。
カフェでは、管理栄養士で桐生大学短期大学部生活科学科講師だった実姉が腕を振るい、旬の食材を使った3種類のランチや飲み物を提供。「旬」の食材にこだわるからこそ、ランチメニューも定期的に変化し、四季の移ろいを感じられる庭園を眺めながら、食事でも四季折々の味覚を楽しめます。

これからも桐生を活気づけるために

写真:ランチメニュー

自在庵の開業にあたり、「桐生市や桐生商工会議所に相談し、様々なアドバイスをいただいた」と横山さん。中でも「群馬県起業支援金」と「桐生市空き店舗活用型新店舗開設・創業促進事業補助金」を活用できたことが大きく、「資金的なメリットはもちろん、専門的な見地から助言をいただくことで実効性の高い事業計画をつくることができた」と当時を振り返ります。
自在庵の今後の展開を伺うと、「定期的な企画展の開催を計画したい」とのこと。作家の器を使った食事会と、作家の生の声を聴くことができるギャラリートークを組み合わせることも考えているそうです。最後に「自在庵を通じて、これからも地元桐生を活気づけていきたい」と熱く語ってくださいました。

編集後記(職員から一言)

日々の喧騒から離れて、ゆったりとした非日常の空間が味わえる自在庵さん。
桐生散策のお立ち寄りスポットとして是非ともおすすめです。
桐生三大市(天満宮古民具骨董市、買場紗綾市、桐生楽市)で人が賑わう第1土曜日には、朝8時30分から「おにぎりモーニング(税別500円)」をやっています!
詳しくは、自在庵さんのインスタグラムをご確認ください。
ちなみに筆者は「ゴロゴロけんちん汁」が大好きです。

写真:店舗内観の二枚横並び

店舗情報

店舗名
器のギャラリー&旬菜カフェ「自在庵」
所在地
桐生市東久方町一丁目1番55号
代表者
横山敏也
事業内容
器ギャラリー、カフェ
電話
0277-47-5133
営業時間
午前11時~午後7時
定休日
毎週水曜日と第1・第3火曜日

自在庵(インスタグラム)二次元コード

店舗地図

地図

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産業経済部 商工振興課
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:563 ファクシミリ:0277-43-1001
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