中華料理 莱禮(ライライ)【桐生市商業者情報発信サイト】

ページ番号1020961  更新日 令和6年10月31日

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事業内容:飲食店(中華料理店)
キーワード:桐生市空き店舗活用型新店舗開設・創業促進事業補助金

写真:料理その1(麻婆豆腐セット)

桐生の町中華を目指して

写真:代表の青木さん夫妻

「町中華(まちちゅうか)」。この言葉の定義には諸説ありますが、地域の人たちに昔から愛されている大衆的な中華料理店のことを意味するそうです。ここ桐生にも数多くの町中華が存在しており、そんな地域に根ざした中華料理店を目指して令和3年11月にオープンしたのが「中華料理 莱禮(ライライ)」。オーナーの青木さん夫妻に開業までのいきさつや中華料理に対する熱い想いを伺いました。
夫の健さんは、この道25年の中華の料理人。独立する前は、とあるレストランの料理長として腕をふるっていたそうです。「料理人を志した時から、自分のお店を持つことを目標にしていました」と健さん。プロの料理人であるからには、自分の味で勝負したいという夫の熱い想いに触発された妻の葵さんは、最初から応援しようと心に決めていたそうです。「私も飲食店での接客の経験があるので、家族全員で夫の夢をサポートできればと。地域に末永く愛される中華料理店にしたかったですね」

開業までの苦難と感謝の気持ち

写真:料理その2(エビ塩あんかけラーメン)

莱禮(ライライ)開業までには多くの苦難があったとか。まず初めに苦労したのが“物件探し”で、今の場所が見つかるまでに半年以上かかったそうです。探し回ることに疲れ果て、夢を諦めかけた時に出会ったのが路地裏にひっそりと佇む元中華料理店だった物件で、「地域の人たちに愛されていたお店だったと知り、いろんな意味で運命を感じました」と青木さん夫妻。早速契約を済ませると、開業費用を抑えるために物件の片付けからお店の内装工事まで自分たちでできることはすべてやったそうです。
「正直大変でした。自分が料理人であることを忘れるくらい(笑)。なかなか上手くいかないこともあり、結局、お店のオープンまでに1年半くらいかかりましたが、この時の経験がとても大きかったですね」と健さん。多くの人に支えられ、助けられてできたお店「莱禮(ライライ)」。青木さん夫妻が強く抱いたのは“感謝の気持ち”だったそうです。

「莱禮(ライライ)」に込めた想い

写真:店舗外観

開業までの険しい道のりとそこから得た想いをお店の名前に込めたという青木さん夫妻。莱禮(ライライ)の「莱」には“荒れ地”の意味があるのだとか。「物件探しの時からつまづきの連続。やっと見つかったこのお店も年季の入った建物だったこともあり、最初は文字通り“荒れ地”でした」と健さん。そこからの地道な店づくりを通して感じた人々の温かさ。もう一つの「禮」は“礼儀”の意味があり、感謝の気持ちを表す字なのだそうです。
お客様の顔を直接見る機会が少なかったレストランの料理長時代とは異なり、お客様の顔が間近に見え、直接声も聞こえるのは莱禮(ライライ)のような個人店ならではの良さ。「感謝の気持ちを込めて作った料理をお客様に召し上がってもらい、『おいしかったよ、ありがとう』といった感謝の言葉をいただくことが、料理人としての真のやりがいだと思います」と健さん。

三世代に楽しんでもらえるお店

写真:料理その3(カニレタスチャーハン)

開業にあたって活用したのが「桐生市空き店舗活用型新店舗開設・創業促進事業補助金」。その昔、桐生の町中華として愛されていた店舗を活用した莱禮(ライライ)のオープンは、まさに地域の人たちが待ち望んでいたことなのではないでしょうか。
おじいちゃん、おばあちゃんからお子様まで、三世代で楽しんでいただけるお店にしたいという青木さん夫妻。健さんが腕をふるう中華料理のモットーは“手を抜かないこと”だとか。「中華料理は準備が8割。スピーディな調理のイメージのある中華料理ですが、その前段階の丁寧な仕込みが不可欠なんです」と健さん。例えば、自家製の甜麺醤(てんめんじゃん)は一度作り始めたら3時間は片時も鍋から離れないのだそうです。「豚肉は三元豚を使うなど材料にもこだわってます。夫婦二人で切り盛りしているので、それでも求めやすい価格で提供できる。お客様に何度も足を運んでもらえるお店を目指して、これからも頑張ります」と最後に語ってくださいました。

編集後記(職員から一言)

写真:料理その4(週替わりCセット酢豚)

アットホームな雰囲気が心地いい莱禮(ライライ)。地域の人たちから待ち望まれた桐生の新しい町中華には、早くも常連客たちの姿が。それもそのはずで、メニューを見ればすぐにその理由が納得できるのではないでしょうか。莱禮(ライライ)の中華料理はどれもリーズナブル。それでいて美味しいのだからもう大満足です。ランチメニューも「この価格でこのボリューム!?」と驚いてしまいます。
エビチリなどの一品料理は“一人前”で提供されるので、いろんな種類の料理が楽しめるし、掘りごたつの円卓を備えた個室もあるので、お子様連れでも安心して、ゆったりと美味しい中華をいただけるのは何とも嬉しいですね。ちなみに、莱禮(ライライ)の一押しメニューは「カニレタスチャーハン」。「麻婆豆腐(マーボードウフ)」も人気ですよ!

写真:店舗内観の二枚横並び

店舗情報

店舗名
中華料理 莱禮(ライライ)
所在地
桐生市東三丁目1番21号
代表者
青木健
事業内容
飲食店(中華料理店)
電話
0277-46-7715
営業時間

【ランチ】
午前11時30分~午後2時30分
【ディナー】

午後5時30分~午後8時30分

定休日

火曜日

※営業時間や定休日は、情報掲載時より変更されている場合もありますので、ご確認の上ご利用ください。

二次元コード(インスタグラム)

店舗地図

地図

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