平成27年4月24日、「文化庁」は全国で18件の「日本遺産」を認定し、そのうち、群馬県(桐生市、甘楽町、中之条町、片品村)からは「かかあ天下―ぐんまの絹物語―」が認定となりました。
構成文化財13件のうち6件が桐生市の文化財です。
トピックス
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日本遺産周知用チラシの作成
日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹物語―」の市内構成文化財(6件)について、日本遺産の市民認知度向上を図るため、「令和4年度ぐんま絹遺産保存活用等推進事業補助金」を活用し、日本遺産周知用チラシを作成しました。
日本遺産「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」来訪者アンケート
群馬県では、日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹物語-」への来訪者の満足度向上のため、また、今後の活用について検討する際の参考とするため、この日本遺産の構成文化財を訪れた方を対象としたウェブアンケートを実施しました。
なお、実施期間は令和4年11月30日(水曜日)までであり、アンケートはスマートフォンなどを利用したウェブ形式で、各構成文化財にて回答用二次元コードが記載されたカードを配布しました。
ストーリー
古くから絹産業の盛んな上州では、女性が養蚕・製糸・織物で家計を支え、近代になると、製糸工女や織手としてますます女性が活躍した。夫(男)たちは、おれの「かかあは天下一」と呼び、これが「かかあ天下」として上州名物になるとともに、現代では内に外に活躍する女性像の代名詞ともなっている。
「かかあ」たちの夢や情熱が詰まった養蚕の家々や織物の工場を訪ねることで、日本経済を、まさに天下を支えた日本の女性たちの姿が見えてくる。
桐生市の構成文化財概要
白瀧神社(ぐんま絹遺産)
京都から桐生地方に絹織物の技術を伝えたとされる「白瀧姫」をまつる神社。古くから、機神(はたがみ)様として知られ、織物業にかかわる多くの人々や機織りをする女性たちからの信仰を集めた。
旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟(市重文、ぐんま絹遺産)
全国6か所の「模範工場」の一つであり、明治から戦前まで稼動した、糸に撚りをかける大規模撚糸工場の事務所棟。工場内に学校を設置するなど、女性従業員に技術と教育を施し、日本最大の撚糸会社へと発展した。
桐生市桐生新町伝統的建造物群保存地区(重伝建、ぐんま絹遺産)
桐生織物の中心地として、経済発展を支えてきた地区。町立て当初からの敷地形態と共に、絹織物業を中心に発展した町の形態として商家やノコギリ屋根の織物工場、寄宿舎、銭湯などが残り、織り子(機織りに従事する女性)の暮らしが偲ばれる。
後藤織物(国登録、ぐんま絹遺産)
明治初期に洋式染色技術を導入し、織物の改良を行った工場。ノコギリ屋根工場では熟練の女性従業員が活躍し、帯地など織物生産を行い、桐生の織物業の発展に大きく貢献した。
現在でも、外注にて生産は行われている。
織物参考館“紫”(国登録、ぐんま絹遺産)
高級織物である「お召し」の技術を今に伝え、織物会社とともに、旧ノコギリ屋根工場などを利用した体験型織物資料館を運営している。手織り機などの道具を公開し、女性従業員による説明や染色・機織り体験の指導も行っている。
桐生織物会館旧館(国登録、ぐんま絹遺産)
桐生織物繁栄の中枢を担った「桐生織物同業組合」の旧事務所。当時はここで女性職員が電話交換手やタイプライター事務員として働き、桐生織の大躍進を支えた。現在は「桐生織物記念館」として、織物資料展示や桐生の織物製品の販売が行われている。
「かかあ天下―ぐんまの絹物語―」構成文化財13件
番号 |
文化財の名称 | 指定等の状況 | 所在地 |
---|---|---|---|
1 | 富沢家住宅 | 国重文、ぐんま絹遺産 | 中之条町 |
2 | 中之条町六合赤岩伝統的建造物群保存地区 |
重伝建、ぐんま絹遺産 |
中之条町 |
3 | 永井流養蚕伝習所実習棟 | 村重文、ぐんま絹遺産 | 片品村 |
4 | 永井いと像 | ぐんま絹遺産 | 片品村 |
5 | 旧小幡組製糸レンガ造り倉庫 | 町重文、ぐんま絹遺産 | 甘楽町 |
6 | 甘楽町の養蚕・製糸・織物資料 | ぐんま絹遺産 | 甘楽町 |
7 |
甘楽社小幡組由来碑 | ぐんま絹遺産 | 甘楽町 |
8 | 白瀧神社 | ぐんま絹遺産 | 桐生市 |
9 | 旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟 | 市重文、ぐんま絹遺産 | 桐生市 |
10 | 桐生市桐生新町伝統的建造物群保存地区 | 重伝建、ぐんま絹遺産 | 桐生市 |
11 | 後藤織物 | 国登録、ぐんま絹遺産 | 桐生市 |
12 | 織物参考館“紫(ゆかり)” | 国登録、ぐんま絹遺産 | 桐生市 |
13 |
桐生織物会館旧館 |
国登録、ぐんま絹遺産 | 桐生市 |
パンフレット
関連リンク
日本遺産構成文化財所在地図(桐生市内6件)
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このページに関するお問い合わせ
産業経済部 日本遺産活用室
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:346・347 ファクシミリ:0277-43-1001
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