旧株式会社金芳織物工場
名称 | 構造 | 規模 | 年代 | 登録日 |
---|---|---|---|---|
旧株式会社金芳織物工場鋸屋根工場 | 木骨煉瓦造平屋建鉄板葺 | 298平方メートル | 大正8年(1919) | 平成10年12月11日 |
旧株式会社金芳織物工場事務所 | 木造2階建 | 71平方メートル | 昭和初期 | 平成10年12月11日 |
旧株式会社金芳織物工場鋸屋根工場
鋸屋根の織物工場は、明治22年に設立された日本織物株式会社を最初に、昭和44年頃まで盛んに建てられ、現在でも約260棟が残っている。煉瓦造の鋸屋根工場としては市内で唯一の建物となってしまった。煉瓦壁体はイギリス積みと呼ばれる工法が用いられ、使用されている煉瓦は埼玉県深谷市の日本煉瓦製造株式会社製である。当初は6連の屋根でしたが、北側に新工場を建設したため現在は4連になっている。
旧株式会社金芳織物工場事務所
昭和初期における建造物の全国的な流行にのり、桐生市内でもスクラッチタイルを貼った建物が流行した。この事務所は木造二階建てのスクラッチタイル貼りで、水平線を強調したライト建築の特徴をもっており、特に、窓や細部に至る意匠に時代的な特徴が見られる。事務所と鋸屋根工場を比較してみると、大正と昭和の時代的流行の違いがよくわかる。
ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
教育委員会教育部 文化財保護課
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:622 ファクシミリ:0277-46-1109
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。