旧松岡商店事務所他2棟

ページ番号1001993  更新日 平成28年1月24日

印刷大きな文字で印刷

旧松岡商店事務所

写真:旧松岡商店事務所の外観

区分
国登録文化財
所在地
桐生市永楽町6-7
建築年代
昭和10年
構造・形式
木造平屋建、瓦葺
建築面積
190平方メートル

木造平屋建で、南北軸の事務所と東西軸の検帯場との二棟が南東隅で直交し、平面的には「L字形」となっている。その内側に蔵が組み込まれている。南側には東西軸の荷受場が取り付く。
事務所は桁行12.94メートル、梁間6.29メートルで、内部は二間に仕切られている。外壁は正面、北面とも煉瓦色のタイル張で、総高は5.25メートルである。屋根は寄棟造桟瓦葺である。外観は洋風で、正面中央に玄関を設け、その両側は窓となっている。玄関右には「松岡商店 店主寺内道次」の鋳造製銘板が取り付き、また、玄関左脇はモルタルによる花柄のレリーフが飾られている。事務所は東側の道路に沿った二間続きで、ともに板張りである。
検帯場は織物製品を検品するための部屋である。寄棟造桟瓦葺で桁行12.56メートル、梁間6.26メートルで、屋根には採光用の天窓が設けられているが、現在は天井が張られているため内部からみることはできない。昭和35年ころ失火により内部が焼失したが、床や内壁を焦がしただけで構造体そのものが崩壊するほどではなかったという。
荷受場は道路から直接出入りができるように土間となっている。正面左側にはタイル張りの袖壁が突き出る。また、右脇には特徴的な丸窓がある。屋根は切妻造鉄板葺の和小屋で、採光用の天窓が取り付いている。
現在、事務所の玄関に取り付けられている手動巻上げ式のシャッター扉は当初のもので、その内側に両開き戸が付く。荷受場の出入口にも同様のシャッター扉が取り付けられている。

旧松岡商店蔵

写真:旧松岡商店蔵の外観

区分
国登録文化財
所在地
桐生市永楽町6-7
建設年代
昭和10年
構造・形式
木造2階建、鉄板葺
建築面積
29平方メートル

事務所と居宅との間に組み込まれるようにして建つもので蔵前を持つ。桁行6.4メートル、梁間4.5メートルで、切妻造鉄板葺の置屋根で覆うが、当初はモルタル塗の陸屋根であったという。外壁は洗出しのモルタル塗となっている。内壁は板張りで、昭和36年の失災で内部まで延焼したが、焼け焦げた程度であったという。北辺の道路に面して上下に両開きの窓が4箇所設けられている。

寺内家住宅主屋

写真:寺内家住宅主屋の外観

区分
国登録文化財
所在地
桐生市永楽町6-7
建設年代
昭和10年
構造・形式
木造2階建、瓦葺
建築面積
148平方メートル

木造二階建で桁行9.11メートル、梁間10.08メートルの入母屋造桟瓦葺の建物と、東側の蔵、検反場の間に平屋建の桁11.01メートル、梁間4.23メートルの入母屋造桟瓦葺の建物とからなる。外壁はともに下見板張である。二階建ての建物のほぼ中央桁行に中廊下を設け、その両側を部屋とする。突き当りが6帖で、南は10帖と6帖の畳敷き、北側は板敷きとなっている。南は内庭に面して一間幅の縁側が設けられている。二階は6帖と3帖が二部屋のほか4帖半が一部屋の五室となっている。二階が比較的小部屋に分かれているのは、従業員の宿舎として利用されていたことを物語る証であろう。平屋部分には浴室、トイレのほか、玄関脇に8帖ほどの洋風の応接室を設けている。応接室にはマントルピース風の飾り棚をおき、洋風を強調している。全体的には純和風住宅に見えるが、一部屋だけ応接間として洋室を設けている。さらに屋外に設置されたボイラーによって、創建時から各部屋はスチーム暖房が行われたといい、昭和初期の近代和風住宅ということができる。

ご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は役に立ちましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育部 文化財保護課
〒376-0041 群馬県桐生市織姫町1番1号
電話:0277-46-1111 内線:622 ファクシミリ:0277-46-1109
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。