山上塚越の道祖神

ページ番号1002051  更新日 平成28年1月24日

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写真:草むらに小さな石像がいくつも立っている様子

写真:舗装された道路の横の草むらに石像が4つ並んでいる


写真:四角い石の土台の上に男女のモチーフが半肉彫りされている

指定年月日
平成4年4月11日
区分
市指定重要文化財
所在地
新里町山上1093

道祖神は、塚越古墳に接してすぐ南側にあります。基壇の高さ15センチメートル、基礎の高さ21センチメートル、塔身の高さ78センチメートル、幅は43センチメートルで安山岩製です。塔身は船型をしており、肩をくんで手を握りあった、仲のよい男女が半肉彫りで描かれています。男女二体の神を描くことから双体道祖神とよばれています。建てられたのは、江戸時代中期の元文2年(1737)4月とあり、施主は山上の箱田勘七と刻まれています。
道祖神は、塞(さい)の神や道陸神(どうろくじ)ともいわれ、悪疫などが入ってこないように村境に建立されました。人の一生を旅にたとえ、妊娠・出産・幼児守護・良縁・和合・性病の神としての性格をもつようになったのです。そして、男女の生殖を通して、生産神や田の神、山の神などにも発展しました。この祭りは、正月の14・15日に行われている“どんど焼き“として知られています。

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