鳳仙寺輪蔵
- 指定年月日
- 昭和54年8月10日
- 区分
- 桐生市指定重要文化財
- 所在地
- 桐生市梅田町一丁目58
- 所有者
- 鳳仙寺
- 構造
- 輪蔵 人面体(1辺1.8メートル)
- 製作年代
- 伝天明3年(1783年)
白壁塗の鞘堂の中にあり、中心の柱を軸に八面の経架が設置され、手押しで自在に回転する構造を持っている。
八面の経架の内、中央に双林大士を安置し、残る七面には延宝7年(1679)に板行の鉄眼版一切経全6,700巻を蔵する。
経架の前面周囲には椽が張られ、高欄を回らし、宝珠柱の頭部には唐様の逆蓮頭が用いられている。経架と椽は中央の軸柱へ差し込まれた、幾重もの肘木によって支えられている。
今日でも軸柱と差肘木との仕口に弛緩がみられず、回転することができる。破損も極めて少なく往時そのままの状態がよくしのばれる。
制作時期は天明3年(1783年)と伝えられているが、明らかでない。
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