千手寺石幢
- 指定年月日
- 昭和54年8月10日
- 区分
- 桐生市指定重要文化財
- 所在地
- 桐生市川内町一丁目331
- 所有者
- 千手寺
- 詳細
- 石幢 一基(高さ164センチメートル)
- 製作年代
- 天文17年(1548)
千手寺の境内にあり、材質は安山宕である。この石幢は、相輪・屋蓋・龕部・中台・幢身・基礎からなり、ほぼ完全な状態で保存されている。
龕部は七角で、一面に阿弥陀仏を配し、他の面には六地蔵が彫りだされている。幢身は上下二段につなぎ合わされ、その上段に次の銘文が陰刻されている。
奉大乗六部 □搭供養彫 六道能化地蔵 薩捶尊容 現世安穏後 生善處□ 天文拾七年 戊申八月□ 岸十七回□ 西小倉村旦 那□口座
制作時期の天文17年(1548)は、桐生市指定重要文化財「重足寺石幢」造立の翌年にあたり、先祖供養のためにつくられたものである。
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