祥雲寺の延命地蔵

ページ番号1002056  更新日 平成28年1月24日

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写真:地蔵の両脇に榊が植えてある様子

写真:ふっくらとした体型の地蔵


指定年月日
昭和52年3月1日
区分
市指定重要文化財
所在地
桐生市新里町小林436

曹洞宗赤城山祥雲寺は、粕川村の膳にある龍源寺第7世輝翁善陽(きおうぜんよう)の開山と伝えられます。その後、念仏講を行った豊充和尚の時に、開山した輝爺善陽をしのび、その姿を地蔵菩薩として建立しました。世話人として、豊七、久左衛門、三郎兵衛の名が刻まれています。それは、寛政11年(1799)のことでした。
安山岩製の立像で、基台の上の蓮華座は79センチメートルあり、像の高さは1.4メートルあります。全体的に肉付きがよく、豊満な面相からはかぎりない慈悲が感じられます。
地蔵菩薩は、もともと大地の恵みを神格化したインドの神で、日本では奈良時代頃から菩薩として信仰されるようになりました。江戸時代になると、延命・身代わり・疱瘡・とげぬき・いぼ等の現世利益を与える存在になり、特に幼児の救済者と考えられたので、赤いよだれかけをするようになりました。

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