須永の地蔵菩薩像

ページ番号1002062  更新日 平成28年1月24日

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写真:黒い石で出来た地蔵菩薩像

指定年月日
昭和41年2月9日
区分
桐生市指定重要文化財
所在地
桐生市川内町三丁目586-1
構造
石仏 一基(高さ 70センチメートル)
製作年代
応永16年(1409)

安山岩自然石の一面を研磨して平面とし、下部は平面と直角にけずり取り、背部の突出部はそのまま残して安定をよくし、上部は円形で、あたかも円形光背状にみえるようにつくられている。
高さ70センチメートル、幅35センチメートル。中央に地蔵菩薩像を置き、右に「為妙意禅尼証在菩提」左に「応永己丑仏生日」の銘文が刻まれている。
応永16年(1409)につくられた古い石地蔵で、像容は下部に六角形の台座が簡素な筆法で描かれ、その上に蓮華座が陰刻されている。上部に右手に杖をにぎり、左手に宝珠をもった地蔵菩薩の座像が陽刻されている。特に上半身部は円形光背を陰刻しているのでその部分は浮き彫りのようになっている。銘文の妙意禅尼は不明である。

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